生涯学習・プラスワンステージ

第12期「生涯学習・続広島学」⑫-1 講師・半田和志 ~平成24年6月27日(水)

「続広島学」⑫-1

CIMG8181_copy先月の「広島学」は「半田和志と歩く西国街道」だったが、偶然だが翌日の現場巡回で二葉の里→府中町→船越町→海田町と回った。離合が難しい狭い旧道だったが、何故か新鮮だった。いつもならぶつくさ言いながら運転するのだが、この日はいつもより関心が違った。船越町に入ると昨日の講座で学んだ「常夜燈」があった。思わず車を停めた。

 

今日から新シリーズで「太田川の歴史」。広島市の三角州は人為的に埋立てられたもので、海の上に土とコンクリートの板が浮かんでいるようなもの。干潮時を除いて常に海面下にある。そう教わってみると基礎工事などは干潮時を狙って施工していた。うっかり水を入れないで浄化槽を埋め、地上に押し上げられた経験もある。「そうだったのか」。

 

それにしても半田和志講師は研究熱心で疑問があると手間暇掛けて調べ上げ、丹念に編集してテキストにしている。色使いは極めて巧みである。最近は太田川のシジミが崩壊状態にあるらしい。漁獲量は1995年の286㌧をピークに減少をはじめ、09年には45㌧にまで落ち込んでいる。川の増水などで塩水が遡らなくなったことが原因という。

 

川と海の境目は何処にあるのだろうか。役所には河川課と港湾課があるから、どこかで区別されているに違いない。町内の高瀬堰は、治水・利水・発電放流の逆調整の多目的堰。呉市や島嶼部などへ飲料水や工業用水を送っていると知りびっくり。日頃は無関心で過ごしているが、すべてに成り立ちと歴史がある。知らないことを知ると豊かになる。