こころ豊かに生きる・人生講座

第13期人生講座 「新・街道をゆく」02-A・B ~平成24年9月25日(火)~

「新・街道をゆく」02-A

本日のテーマは「飛騨紀行」。リーダーは田畑栄造さん。事前にDVDを視聴し、文庫本を読んでまとめる。よく考えると結構な無理難題を押し付けている。まとめて資料にするにはそれなりの時間を必要とする。申し訳ないが〇〇歳の手習いと考えて取り組んで欲しい。①飛騨の地勢、②飛騨の匠、③中心地・高山、④春慶塗、⑤鉱物資源。

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分かりやすくまとめられていた。近況報告。田畑さんは日本百名山をことごとく踏破した経歴を持つ。先週は講座を休んで近場の1千㍍級に挑戦したが、足が痙攣して動けなくなったと衰えを嘆いていた。まだ老いる年齢ではないので、少し鍛錬を怠っていたか。地図に示された槍ヶ岳、乗鞍岳、御岳山などは懐かしそうだった。

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春慶塗は多くの人が秋田から伝えられたと思っているが、飛騨→木曽→信濃→秋田へと広がったそうだ。徴税には三種類あり飛騨は「庸税(使役の提供による納税)」が中心だった。建築事業に飛騨から木工の下級労働者が重用され、宮殿・寺社の造営に携わって技術を集積した。その結果、建築文化が高山に息づくようになった。(田畑さんの解説)

飛騨の文化は、この地に善政を布いた金森家による百年の影響が大きい。司馬遼太郎さんは飛騨に生きている日本文化の源泉を辿ったようだ。

「新・街道をゆく」02-B

午後のテーマは「肥前の諸街道」。リーダーは相村幸彦さん。パワーポイント風に構成された資料が分かりやすい。元寇のときの神風から、海外の文化の影響までコンパクトにまとめられていた。身近な問題提起もあった。意見交換がわき道へ逸れはしないかと心配したが、取り越し苦労に過ぎなかった。本筋を外れることはなかった。

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日本国は攻めの戦には強いが、防御には意気地がない。昔も今も本質的には変わっていない。キリスト教布教と貿易の摩擦、戦争は新兵器を使ったほうが勝つ。南蛮→ポルトガル→カトリック。紅毛→オランダ→プロテスタント。曖昧な事柄が一つずつ明確になる。長崎については解説される時間がなかった。防衛力の考え方、島国の思想など…。

◆五七五の復活

 木漏れ日に 舞う赤とんぼ 風涼し      菊


 彼岸きて まだ身をつける ゴーヤかな    史


 いつまでも 暑さつづくも 匂う秋      竜


 忘れ物 いつものことで 驚かず       竹


 朝焼けに ようやく目覚め 彼岸花      藤


 名月や 秋の七草 目で愛でる        真