生涯学習・プラスワンステージ

第13期「生涯学習・古代への道」⑥ ~平成25年2月20日(水)

「古事への道」⑥

あべ姓にも歴史があって漢字によって使われ始めた時代が読めるそうです。安倍晋三首相の「安倍」は奈良時代に多く見られ、もっとも歴史ある姓で日本のトップに相応しい。「安部(あんべ)」は江戸時代から、比較的新しいのは「阿部」。ついでに「可部(かべ)」の源は「漢部(かんぶ)」とか。姓や町名もそれぞれひも解けば面白いですね。(岡元談)

 

「ど」は「場」を示す。例をあげれば「かど(前庭)」「ねど(寝床)」「なんど(物置)」「ゆど(湯殿)」など。方位は「東(あがり、こち)」「西(いり、ならい)」「南(はえ)」「北(ならい)」など。古今和歌集などによく使われていますね。「こち吹かば、匂いおこせよ…」など。地名は種族に関係しているそうです。小山講座は時を忘れます。(佐藤談)

 

2013.2.20koyama

 

小山講師のお兄さん(小山清さん)は、民俗学者・柳田国男の研究家として知られる。お兄さんは大学の卒業論文のテーマに柳田国男を選んで以来50年、生い立ちから最晩年までを10編に分け。柳田国男の学問と思想体系を年代順に明らかにしているのが特徴。各巻A5版、400㌻,8巻の大作。各巻3500円。弟の古代史研究を絶賛しています。

(岡元紹介)

「ど」が場所を示す言葉だと歴史的な考察を加えた後、テストがありました。例えば□ど=寝室と出題され、□に正しい答えを入れるのです。聞いたばかりなのに思い出せない。かど=前庭、くど=煙だしの穴、かまど=煮炊きの場、まど=外を見るところ、ゐど=水汲み場、えど=集落など。テストは苦手になっていますが、知るのは面白い。(岡元談)

 

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