生涯学習・プラスワンステージ

第16期「生涯学習・古代への道」③ ~平成27年4月15日(水)

「古代への道」③

先週の金曜日は「生涯学習・春の歴史探訪ツアー」が実施されました。37名の学ぶ熟年が、小雨の煙るなかで備後の三名社を楽しみました。企画・案内の中心は小山講師ですが、大きな身体からは想像もつかない細やかな心遣いには感動しました。本当に親身になってよく世話をしてくださいました。企画、運営、講師を務めて会費も負担、感謝。

 

2015.4.15koyama (3)

 

本日の講座は日本語の発見②。小山講師は落語家よろしくまことに「つかみ」がお上手です。ここ数年、古事記を正しく読み解くために日本語の正しい姿を研究しておられます。自宅で休息中、テレビに出演している漫才師「今くるよ」「今いくよ」コンビの芸名の付け方に「?」。学校では「くる」の反対語は「いく」と習った。遠い昔のはなしです。

 

2015.4.15koyama (1)

 

小山講師の解説によると正しくは「くる」の反対語は「でる」であり、「いく」の反対語は「ひく」が正しい。なぜなら同意語でも反対語でも類似したものは、最低でも一音を共有するのが日本語の原則だという小山講師の見解でした。さらに事例をあげながら小山説の正しさを裏付けられました。一日中、机の前に座り古事記の研究に没頭、低頭。

 

2015.4.15koyama (4)

 

本題は先月の続き「崩・くえ」です。詳しい解説は限られた紙面では限界があります。手抜きをさせてもらいますが、本当は完全な理解にいたらないのです。本日は午後の講座に終了予定時刻を一時間超えてなお、活発で和やかな質疑が繰り返されていました。講座もここまで盛り上がれば小山講師も本望でしょう。嬉しいですね。

(岡元美紀恵記)