こころ豊かに生きる・人生講座

第16期人生講座「日本に詳しくなろう」⑧-A・B~平成27年5月26日(火)~

「日本に詳しくなろう」⑧-A

本日はジャパニストの編集長・高久多美男さんが取材に訪れられ同席された。リーダーは松本隆司さん、テーマは「自分を助ける人生の金言」。一文は、➀人間の弱点克服。②小心者が勝つ。③人間とは何か、④道徳とは何か。筆者の田口佳史さんの一文はやや硬い印象を受けるが、朗読すると耳には優しく聞こえる。松本さんは丹念に読みながら解説を加えいい雰囲気で進められた。持ち時間をフルに活用した。

 

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松本さんは現役時代には山本五十六の言葉を朗読して出勤し、一日の仕事を終えると再び紐解いた。現役を引退してからは「大仙院・尾関宗園」師の「今こそ出発点」を朗唱し気を引き締めている。紹介する。

 

 人世とは毎日が訓練である。私自身の訓練の場である。

 失敗もできる訓練の場である。生きていることを喜ぶ訓練の場である。

 今この幸せを喜ぶことなく、いつどこで幸せになれるか。

 この喜びをもとに全力で進めよう。

 私自身の将来はいまこの瞬間にある。

 今ここで頑張らずにいつ頑張れる。

 

参考資料としては、ほかに103歳の日野原重明さん、篠田桃紅さん   の「103歳になって分かったこと」が添えられた。意見交換をする前に足首のストレッチ体操の指導。左右200回ずつ。松本さんは毎朝続けているそうな。腰も肩も痛みがなくなるという。はじめのうちは面倒でも、努力して習慣なるまで続けることを強調された。自からの金言を紹介。「時代とともに変わる、学ぶ。『仁にあるを美となす』」。

 

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高久編集長の感想。「ジャパニスト」がここまで深く読まれ、学びの糧になっていることに感動した。人間はテーマをもって学び続けるべきだ。ちょっとよくなったとき未熟さを悟るべき。常に利他の心を持ち続けたい」。最後にメンバーそれぞれが、自分の大切にしている金言を述べ合って充実のうちに終了した。松本さんは「唱道派」ではなく「行道派」である。まもなく古希になろうとする人としては珍しい。

 

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「日本に詳しくなろう」⑧-B

 ■本日の五七五

 

・南風に 歌声乗せて 声合わす               弘子

・夕飯に 老いうぐいすの 声を副え

・収穫の 玉葱吊るす 手に力

 

・オスプレイ ミサゴは難なく 降りれます         不純斎

・都構想 それどころでない 県もあり

・ツバメ来て 糞が悩みの スーパーも

 

・草引きて 薫風の道 ひとやすみ              菊子

・大相撲 助っ人枠が 多すぎて

 

・お気の毒 誰が言ったか カープ優勝            道章

・徹くん 坊ちゃん遊び さようなら

 

・菜の花の 中走り過ぐ ランドセル             嬰枯

・更衣経て 鏡に写る 母の顔

 

・朝からと 思えど口は 恋あざみ               実

・早苗の田 雨いつ降ると 愚痴の人

 

・薫風が 和らげる腰の 痛みかな              伸雄

・褐色の 草に覆われ 緑泣く

 

本日は午前と同じ「自分を助ける人生の金言」。リーダーは米今菊子さん。几帳面な手書きのテキストを朗読。人間の弱点をどう克服するかについて話し合った。その弱点とは「怠惰」「放縦」「強欲」「傲慢」「嫉妬」「自己憐憫」。それぞれに自由な意見の交換で充実していた。

 

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後半では米今リーダーの希望により「道徳」について考え方を述べあった。特に小学校で始まる道徳教育について「誰が教えるのか」が問題提起された。地域の高齢者の責任も重大。日頃の暮らしでどう示すか、その責任は大きい。道徳の中核をなす「礼」。特に挨拶については模範を示すべく積極的に声を掛けたいもの。まずは身の回りから。

 

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