こころ豊かに生きる・人生講座

第16期人生講座「日本に詳しくなろう」⑫-A・B~平成27年7月28日(火)~

「日本に詳しくなろう」⑫-A

岡元塾頭が資料の説明をする中でメンバーの宮川洋太郎さんが、広島市文化財団&中国新聞社が募っていた第29回「広島市民文芸作品の入賞者が決まったと報告があった。その中にメンバーの宮川洋太郎さんが「小説」の2席に、加えて「エッセイ・ノンフィクション」の2席に入ったと報告があった。全員で祝福の拍手を贈った。本は8月に発売される。

 

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本日のナビゲーターは米沢隆子さん、テーマは「日本人のものづくり・目指すは世界一の町工場」である。主人公の諏訪貴子さんは父親の急逝に遭遇し、思いがけず町工場の経営者になった。32歳。貴子さんは父親の「親方経営」から「おかみさん経営」に方針を変更。「家族のような会社」を目指した。紆余曲折はあったものの経営を見事に軌道に乗せた。

 

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米沢さんの提供したテキストは、惚れ惚れするほど見事であった。要点を的確につかみ、本誌から少し論点が外れたものの日本が抱える今日的な問題に果敢に挑戦した。①町工場に跡取り娘現る。②二代目流、経営のすすめ。③最近の町工場。④東大阪市のオンリーワン工場。地方創生に求められる発想の転換。⑤女性の地位向上を目指す社会の変革。などなど。

 

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まずは男性陣から女性の社会進出について意見が述べられた。中には諏訪貴子さんの経営者としての魅力に言及する場面もあった。90歳の小畑さんからはっきりした口調で、女性の活躍に期待する発言もあった。また女性が活躍している現状についての報告もあった。テキストの出来栄えがよければ議論も深まる。ナビゲーターの米沢さんに拍手を送りたい。

 

 

 

 

「日本に詳しくなろう」⑫-B

 ■本日の五七五

 

・蝉時雨 テレビの音も 消すほどに             弘子

・盆前に 善男善女 寺清め

 

・五輪相 今頃いたのに 気がついた            不純斎

・名が廃る 草葉の陰から 土光さん

・見事なり 悪者いない 新国立

 

・鍬打てば カエルの集団 エグザイル            菊子

・まっかっか 湯上り顔で 日を過ごす

 

・エアコンの 風に煽られ 諭吉飛ぶ             道章

・梅雨明けも 台風で空 定まらず

・古里に 通じる道が 土砂で消え

 

・ラジオより 子供相談 得る知識               実

・樹々の間に 鳴き比べおり 蝉時雨

 

・暑すぎる 天邪鬼らの 愚痴絶えず             伸雄

・ふと見れば 燕ら巣立ち 空き家増え

 

本日のリーダーは安村耀嗣さん。テーマは「愚直な若者が開ける大きな風穴」。安村さんは現役のときは日本製鋼所の設計部で活躍していた。その仕事ぶりが今も生かされ、テキストの構成も解りやすくメンバーの評判もいい。①書道の歴史と書体、②現代書道、③日本における書道展、④僕らのリーダー、⑤僕らの仲間、⑥僕らのグループの特徴、⑦これぞ風穴・僕らの書展、加えて補足資料がまとめてあった。

 

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若手の書家として著名な佐藤達也さんの活躍ぶりを中心に、安村さんはていねいに解説された。実際には書について理解できない部分が多く話も噛み合わない部分がいくつかあった。「風穴を開ける」とはどういうことか、書道界がそれだけ封建的であったということか。日本の誇る伝統芸能・文化は、一方では縦社会の悪しき風習が残っている。それらは気にせず活躍すことが、風穴を開けるということか。

 

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