生涯学習・プラスワンステージ

第18期「生涯学習・古代への道」③ ~平成28年5月18日(水)

「古代への道」③

木原 伸雄記

生涯学習の講師を精力的に務められる小山正さんは、古希を超えられたのにとてもそのようには見えない。頭髪こそ白いもののがっちりした体格で声も大きいし、90分の講義時間を休まずこなされる。腰骨を立て、背筋を伸ばし、顎を引き、堂々たる話しぶりだ。私も還暦前後には人前で語ったものだが、このような押し出しぶりを見せることは出来なかった。

 

 

2016.5.18koyama (1)

 

 

本日のタイトルは「南西諸島へ」。4月25日、公式エンブレムが決まったと放映があった。発表されたエンブレムの作者の姓は「野老(ところ)」さんであると放送された。驚くと共に姓である「野老」に興味を抱いた。小山さんは「古代への道」を6年間研究し、ほぼ毎日、地名と睨めっこをしたが「野老」の地名を見た記憶がない。ところが国土地理院地図に。

 

2016.5.18koyama (2)

 

 

漢字は多岐に亘り調べるほどに奥が深くなる。その変化もたどるほどに面白い。最近の学校では国語の時間に教師の教え方が足りず、子どもたちは中途半端な学びで漢字を軽く見てしまう。「野老」を「ところ」と読む人はないのではないか。東京オリンピックのエンブレムに応募し、選ばれたから苗字「野老」が「ところ」と認知され、居場所が見つかった。

 

 

2016.5.18koyama (3)

 

 

小山講師の力強い話し方には多くのファンがいる。「生涯学習」の他の講座は午前の一クラスだが、小山講座は午前午後と二クラスの構成である。参加者の人数よりも講師の体力が一日二クラスを開催させるのかもしれない。今回のテキストは12㌻で文字がいっぱい詰まっている。丁寧に来週の予告もしてある。6月の第3水曜日に向けての日々が伝わる。