こころ豊かに生きる・人生講座

第20期人生講座「日本の世界遺産」③白川郷・屋久島 ~平成29年3月14日(火)~

「日本の世界遺産」③白川郷・屋久島

≪午前クラス・白川郷≫

本日の講座は次回予定の井上さんの都合が悪くなり、高野さんの好意で今週と入れ代っていただいた。本日配布した資料は、①ほのぼの伝言板318、②「啓蟄」の解説、③チャレンジ言葉のドリル、④四月講座カレンダー、⑤前回講座の記録。⑥井上さん作成のテキスト4㌻。本日の世界遺産は「白神山地」「白川郷の合掌集落」。井上さんのテキストは見事に要約。

白神山地は青森県と秋田県にまたがる日本最大のブナ林。雨の多い地質に生え、その根でゆるんだ地盤を抑え、ろ過した水を緩やかに海に流す。ブナ林は洪水を防ぎ、渇水を防ぐことから緑のダムと呼ばれている。かつて日本各地にあったブナの林。伐採されてすっかり減ってしまった。「白神山地」は世界最大のブナの原生林で1993年に世界遺産へ。

井上さんは往復4時間かけてブナ林の一部を歩いた。難しい場所だ。それだけに自然の姿が残されている。日本中を歩いている松本さんは4度も登山している。椋田さんも仲間で経験者だ。映像は白神山地から白川郷へ展開した。不便な暮らしの中で営まれる互恵互助の生き方がいつまで営まれるのか、白川郷の継承が案じられてならない。何も出来ないが。

茅葺き屋根の葺き替えは経験があるが、規模の大きさと集落の協力には圧倒される。厳しい自然を受け入れてきた生きるための様々な工夫が凝らされた合掌造り。木造建築のもっとも発展した姿の一つと伝えられる。蚕を飼うための建物であったが、今は観光用にしか活用されていないのか。消えて欲しくない日本の文化である。集落の姿は江戸時代から変らず。

 

「白川郷と五箇山の合掌造り集落」は、1995年、世界遺産に登録された。次回は鹿児島県屋久島の不思議について学ぶ。

 

 

≪午後クラス・屋久島≫

■本日の五七五

 作家だね 逃げの言い訳 天才だ         不純斎

 森の友 熊さんでなく ゴミが出た

 もったいない ミサイル1個で 銀の飯

 雛納め 娘も嫁して 居間広し           弘子

 今日の昼 くしゃみ鼻水 春が来た

 隠しても 隠しても出る 隠し事          道章

 会見で 核心触れず 持論だけ

 泥濘に 足とられいし 入学式

 癌に効く 失って知る 納豆力

 沈黙で 罷免を待った 大統領

 歯車が 逆回転した 元都知事

 誕生日 山を降りれば 春の風           伸雄    

 背を丸め 腰を伸ばせず 春を待つ

 

午前のクラスは予定が前後したが、午後は順序通り「屋久島」を学んだ。テキストはいつもと同様に分かりやすく紹介してある。観光のベストファイブは、①白谷雲水峡、アニメの「もののけ姫」の舞台とも言われ、現在では「もののけの森」と改称。②屋久杉ランド、樹齢1800~2000年の屋久が立ち並ぶ道。③大川の滝、おおこのたきと読む。④太鼓岩。

安村さんの纏められたテキストは平易な表現で高齢者に分かりやすい。縄文杉がメインと思われるが五番目である。樹齢7千年とはどんな杉だろうか。根回り16㍍、高さ30㍍と言われ、写真を見ても豪物である。他にも樹齢3千年の弥生杉、大王杉、紀元杉、夫婦杉、三大杉があり、島の大きさは日本で7番目とか。安村さんも高さ1㍍の屋久杉をお持ち。

次回は白神山地のブナ林と白川郷を学ぶ。担当は入川さん。