こころ豊かに生きる・人生講座

第21期人生講座「ジャパニスト」④ ~平成29年9月26日(火)~

「ジャパニスト」④

≪午前クラス≫

今回のテーマは「遊べ、学べ、働け」。リーダーは椋田さん。電通の過労死事件が発覚して以来、「働き過ぎ=悪」という図式が出来上がってしまったようだ。みんな平均的に仕事をしようと言うのはプロを育てない、アマチュアに毛が生えたような人たちにしようということである。安倍さんの「働き方改革」をもう少し研究しないと具体的には見えないけれど。

 

 

 

椋田さんは昭和33年に父上が逝去。夜間高校に通い、更に働くという過酷な人生を歩いたが、それで当たり前だと思っていたから過酷とは思わなかった。11月23日は「勤労感謝の日」、昔は「新嘗祭」。農作物や自然の恵みに対して感謝を捧げる日であった。それが勤労出来ることに感謝をする日に趣旨が変わった。働くことに感謝する、それが人間の倫理だ。

 

 

 

86㌻の「学ぶ」「働く」「遊ぶ」は別々のものではなく、表裏一体、突き詰めれば境界がないということである。遊学動の三位一体を確立するにはどうしたらいいのか。著者は思いつくままに箇条書きしている。22項目。全てを書くことは出来ないので87㌻を開いて採点し欲しい。要するところ世の中の常識や悪意のある情報に染まらない生き方をすることだ。

 

 

 

リーダーが要点をまとめて発表し、参加者が自由に意見を交換する、それは素晴らしい仕組みのように思う。「医療やサプリメントに頼らず、自分なりの健康法をつくる」という項目があるが、高齢になるとどうしてもサプリメント・医者に頼り切る。この辺りはどうすべきか。「一生かけて学び続けるテーマと、新しい学びのテーマをバランスよく持続させる」。

 

次回はリーダーが交替する。毎回楽しいものである。リーダーが優れていれば楽しいし、そうでない時は皆で楽しくする。

 

≪午後クラス≫ 

■本日の五七五

 チキンとは レースではなく 食べるもの     不純斎

 張られても 我慢が勝る 嘉風だ

 大臣は 総理1人で 済む日本

 虫の声 耳を澄ませば 一人寝に          道章

 白露で 冬野菜の芽 出揃うて

 クライマックス まずは勝ち抜き 日本一

 単線の ふみ切り超え秋桜             恒子

 空き缶の サクマドロップ 秋の浜

 お洒落してやる気スイッチ 秋日和         弘子

 若人の 指先は舞う神楽笛

 明の空 縮れの雲に 秋を見て            実

 彼岸花 季節来るまで 潜みおり

 

ジャパニストをテキストにして4回目になる。一冊が6回だからまもなく2冊目34号に移る。午後のクラスは男性がローテーションを組み安村さん、入川さん、高野さんがリーダーを交替しながら務めることになっている。今回は入川さん。安倍内閣では働き方の改革を目指して政策を立てているが、働き方の改革は残業を減らせ、余り働くなということらしい。

 

 

 

働き過ぎは悪いことかと疑問が出された。働くことは楽しみに替えて、自分という人間を分厚していくことに意味があるようだ。奴隷時代でもあるまいに、過労死するまで働くのはどこかに異常があるのではないか、改善するなり、辞するなり、命を捨てるのはどこか当たり前でないところあったのではないか、などと意見が出された。死んでは何にもならん。

 

 

 

お互いに高齢者ばかりの集まりだけに、みんな辛いことは耐えて喜びに変えている。人生は簡単ではないが辛くもない。