こころ豊かに生きる・人生講座

第8期 人生講座・論語に学ぶ⑪ 天命を知る ~平成22年11月10日(火)~

天命を知る

論語の章句には日本人の暮らしにすっかり溶け込んでいる言葉がたくさんあります。「孔子」や「論語」を知らなくても、その教えを生き方の範にしている人は少なくありません。今日は「十有五而志干学、三十而立つ、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲不○矩」のうち「五十になって天命を知る」について学びました。

日常使っている40歳「不惑」、50歳「知命」は論語より生まれています。天命は天から下された使命としての「天」と、人間の力ではどうすることも出来ない宿命や運命としての「天」があります。人間は「使命の天」と「宿命の天」、二つの天命による目に見えない力に導かれていると学びました。感動的な章句が続き、賑やかな講座になりました。

「死のことをあれこれ悩むよりも、生きるとはどういうことかを考えるのが先だ」、「高齢になると残り少ない人生をどう生きるかが切実なテーマ」、「人に認められなくてもいいではないか。自分を信じて努力しよう」など、自分の生き方や考え方に自戒を込めながらの意見交換。現実は論語のようにはいかないが、気持ちは前向きになったようです。

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