住まいの物語

住まいの物語②「風呂のはなし」  平成25年2月16日(土)

②「風呂のはなし」

本日のゲストは7名。うち独身塾女が4名、2人暮しの男性が3名。全員が60~70歳の第二の青春真っ盛り。①ユニットバスの誕生、②日本人は風呂が好き、③銭湯が流行った理由、④道後温泉に見る湯屋、⑤スーパー銭湯が大人気、⑥内湯の変化。テーマと歴史を紐解きながら、質問を重ねる。ゲストは青春時代を懐かしみながら身を乗り出す。

2013.2.16sumai

テキストはカラー写真をメインにし、フォーラム新聞の記事から抜粋している。熟年者が見やすいように文字も大きく、行間も広くした。江戸時代の豪商は内湯を持たなかったが、その理由に日本人のつましい生き方と、商人としての覚悟を学ぶ。50年前の学生時代、道後温泉本館を利用した田畑さんは、当時の入浴料金は10円だったと懐かしそう。

2013.2.16sumai1

今月のギャラリーは金野良明さんの水墨画。力作16点が鑑賞しやすい高さと角度で展示してある。茶話会での明快な解説が、ゲストを魅了する。金野さんは定年で公務員の役割を終えたが天下りで再就職し、62歳でサンデー毎日の身分になる。さあこれから楽しい人生と思った矢先、愛妻に先立たれた。途方に暮れたとき出会ったのが水墨画だ。

2013.2.16sumai2

2013.2.16sumai3

わずか5年で大きな水墨画展で入賞の栄誉に浴する。天与の才能をもあったと思うが、ひたむきさが絵に伝わっているという評価だったらしい。黒五色、「かすれ」と「にじみ」が命、塗り重ねは不可、調墨の技、墨つくりの苦心、入選の励み、顔彩色を施すと和やかな心に、などなど。訥々と語りかける金野さんに、未知の世界を案内してもらった。

2013.2.16sumai4

2013.2.16sumai5