こころ豊かに生きる・人生講座

新・人生講座「プロジェクトX」⑩ ~平成29年7月4日(火)~

⑩あさま山荘 衝撃の鉄球作戦

まだ梅雨が終わっていないのに台風第三号が日本列島に上陸した。講座に出にくいと思っていたが、台風など気にせずに参加してもらってありがたい。本日のリーダーは浜本さんにお願いした。八十路を少し超えておられるが、その熱心さには頭が下がる。昭和47年2月、まだ雪に包まれた長野県軽井沢の静かな別荘地で、日本犯罪史上に残る大事件が発生。

 

 

 

のちに「あさま山荘事件」と呼ばれる連合赤軍の立てこもり事件だ。2月19日、警察に追われていた連合赤軍のメンバー5人は、あさま山荘に侵入し、管理人の人妻を人質にとって立てこもった。建物は急斜面にあり、警官隊は容易に近づくことが出来ない。犯人たちは大量の銃や弾薬を所持していた上、山荘には1か月分の食糧が備蓄してあった。

 

 

 

村人たちも土嚢づくりやあたたかい食料の差し入れなど、出来る限りの協力を惜しまなかった。しかし、膠着状態が続きついに突入作戦に踏み切る。決行は2月28日。突入に当たって人質が監禁されていると見られた二階と、犯人が籠城する三階を分断するため、解体用の鉄球で階段部分を破壊することになった。そのためにはクレーン車を微妙な位置に設置。

 

 

 

鉄球を正確に振り下ろさなければならない。僅か20㌢でもそれれば、柱に当たって建物が崩れる恐れがある。誰もが尻込みする中、ある重機オペレーターの兄弟が名乗りを上げ勇敢に挑戦した。いくつかの齟齬はあったものの、人質は救出し、犯人は全員逮捕できた。じつに10日間の戦いだった。それにしても浜本さん、高野さん、田畑さんの勉強が深い事。