生涯学習・プラスワンステージ

第19期「生涯学習・古代への道」① ~平成28年10月19日(水)

「古代への道」①

岡元美紀恵記

本日の表題は「アイヌ語は存在しない③」です。小山講師は「北海道にはアイヌ人がいて、アイヌ語を喋っているとの誤った先入観」を正すために日々資料集めの作業をしておられます。今月の資料もA4にびっしり書き込んだ小山論が18㌻にまとめられています。アイヌ語、アイヌ人を求めて8月は1ヶ月を超えて北海道を旅されましたが、その話は楽しみ。

 

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アイヌ語を日本語に置き換える作業は凡人には難解に尽きます。頭が混乱します。小山講師のお話の一部を紹介します。「私の最近の命題は『カムチャッカ半島から台湾島まで太平洋の西端までに三日月状に連なる陸地があり、この一帯における古代の姿はどうであったのか』である。古事記や日本書紀に書かれた日本の古代の歴史を読み続けると、現代の様に世界中の国々が頻繁に交流する様子には及ばないが、古代にはゆっくりとではあるが、確実に文化文明が伝播していたのではないかと思われる」。「文化文明の中の一つ日本語を取り上げて9年近く研究を進めているのであるが、原日本語と思われるものは、いつの時期か全く不明であるが、太古より相当の間近まで日本列島で使用されていたように思われる」。

 

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「したがって古事記を読んで意が不明の語に出会ったとき、原日本語の形態を色濃く残存していると思われるアイヌ語を解明の手段として利用すれば、正しい解釈が可能なのではないかと思いついたのである」。「この考えは、勿論、突拍子もなく思いついたのではなく、北海道を除く日本中の地名の解釈を古事記の不詳後の解釈からは全面的な解読は難である」。

 

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テキストは「」内の文章の90倍にものぼる。テキストを作る小山さんの熱意には勝てないが、せめて熟読することは礼に適うことのようです。