生涯学習・プラスワンステージ

第19期「生涯学習・古代への道」② ~平成28年11月16日(水)

「古代への道」②

岡元美紀恵記

本日の表題は「アイヌ語は存在しない④」です。小山講師はよく勉強されているのに驚くばかりです。講座の講師は大抵自分の経験からテーマに沿って参加者に伝えます。ところが小山講師は講座のために疑問に思ったことを解きほぐし、分かりやすくテキストにして情熱を込めて話されます。ときには難しいと思うときもありますが、熱意に引き込まれます。

 

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これまで「アイヌ語は存在しない」という基本的な考えで取り組まれましたが、間違わないように「アイヌ語」と誤解されている言葉は「北方語」として扱われました。三回シリーズで次の「南方語(琉球語)」に移る予定だったが、このまま放置してはいけないという強い思いに駆られ、北方語と本州語が同一であると証明し、一冊の本に纏められるそうです。

 

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「アイヌ語はなかった」のシリーズをワンクール(3回)プラスして続けたいという迸るような情熱は感動的です。小山講師は参加者の皆さんに丁寧に学問的事情を伝え、退屈しないで済む講義方法を約束されました。この研究のために車で2回、延べ50日にわたって自論に確信を持ちながら、単純な旅人から破天荒な探究者になられたことが伝わります。

 

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「北海道に渡るのは青森県下北半島の大間港からフェリーを利用する。函館山が見え大鼻岬が近づく。しばらくして函館港に着岸した時が『蝦夷地に入る』の感動を強く受ける。しかし、北海道にアイヌ種族が住みアイヌ語を話しているとの誤解は『蝦夷(えぞ)』『戎(えみし)』『夷(えびす)』なのかもしれない」(小山講師)。何となく納得させられる。

 

「雪やコンコン、霰やコンコン」という唱歌の歌詞があるが、その解説は面白く、またの機会に伝えます。何故こんこん?