生涯学習・プラスワンステージ

第14期「生涯学習・新・小山学」⑧ ~平成26年2月19日(水)

「新・小山学」⑧

定年になったら少しのんびりしたい、現役時代に頑張った人ほどそう思う。経済の高度成長期以 来、真面目に働いた人ほど、ここらで一服と思う。無理からぬことだ。問題はある。その一服の時間の使い方次第で、残り30年という長い人生がまるっきり変わったものになる。多く人が充実した新しい人生を送りたいと思いながら、反対の道を辿る。

 

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本日は生涯学習「古代への道・新小山学」。常任講師の小山さんは先達の受け売りではなく、自 らが歴史のページを紐解きながら講座メンバーに伝える。現役時代に趣味とした「古事記」の解釈に疑問を持ち、定年後ののんびりを、己自身で歩く時間に決めていた。早朝の5時起きは現役時代と変わらない。調べるほどに疑問は膨れ上がる一方だ。

 

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自分で調べ上げた「古事記」や「万葉集」の独自解釈は公開する事により価値を与える。自信を もって「新・小山学」と名付けた。その発表の場を「生涯学習講座・プラスワンステージ」に求めた。毎月の講座は、すでに5年目に入り50講座を超える。月1回の講座に定年後の「のんびり」「一服」をすべて注ぎ込んだ。小山さんは階段を一歩上った。

 

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小山さんの講座は1日2講座開かれる。内容は同じだが受講するメンバーは異なる。その分だけ 裾野は広い。自分が切り拓いた歴史を伝えるだけに止まらず、思いがけない副産物を生んだ。地域に知的好奇心の満足を求める熟年が増えた。急速に高齢化する地域社会に一石を投じる結果になった。小山さんは衰退する地域社会の救世主かもしれない。