こころ豊かに生きる・人生講座

第13期人生講座「新・街道をゆく」12-A・B~平成25年2月26日(火)~

「新・街道をゆく」12-A

本日のリーダーは米沢隆子さん、お題は「大徳寺散歩」。テキストを拝見して驚いた。大文字、小文字、囲み、絵図、写真などが配置よくまとめられ、素敵なテキストに仕上げられている。熟年者になってパソコンに関心を持ち、短期間でここまで習熟されるとは! メンバーの半田和志さんは「わしの教え方がいいから…」と笑顔で大威張り。

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大徳寺は京都でも有数の規模を持つ禅宗寺院であり、境内には国宝級の塔頭(たっちゅう)が20ヶ寺を超える。歴代多くの名僧を輩出し、茶の湯文化にも縁が深い。応仁の乱で全焼したが、鎌倉時代に一休禅師が復興させた。桃山時代以降、俗権との関わりを持ったのは茶の湯を通じてのみ。厳しい禅風を守りながら、日本の文化に影響を与えた。

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大徳寺散歩のテキストから、一休禅師、沢庵和尚、千利休、小堀遠州など、歴史上の人物や逸話が次々と飛び出してくる。特に一休さん、沢庵和尚には、子どもの頃から親しみがある。幼い頃を思い出してか、素朴な話が飛び交う。ところが誰一人として大徳寺の土を踏んでいない。厳しい禅風を守るために世塵から超越したイメージがあるからか。

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大徳寺は臨済宗大徳寺総本山である。本尊は釈迦如来、開基は大燈国師宗峰妙超で正中2年(1325年)に創立されている。半田さん提供の資料「主な仏教宗派の宗祖誕生時期」によると、臨済宗の宗祖は法然上人(1133〰1212)となっている。テキストで紹介された真珠庵、金毛閣、大仙院、弧蓬庵などは是非訪れて観賞したい建築物である。

「新・街道をゆく」12-B

メンバーは女性が6名、男性は高野さんひとり。圧倒されたか五七五をパス。高見弘子さんが病癒えて10ヵ月ぶりの参加。励ましのハガキを書いた人もあり、みんなで喜び合う。まだ長老組が2名療養中だが、詳細は届かない。本日のリーダーは佐藤小百合さん、選んだ街道は「耽羅紀行」。満を持しての登場だけに、手書きのテキストに熱がこもる。

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耽羅とは韓国・済洲島の古代国家の名である。韓国最大の島で有数のリゾート地として著名だが、幾多の歴史的悲劇を生んでいる。司馬遼太郎さんは二度も訪問し、島の歴史と文化の原点を探っている。リーダーの佐藤さんは殊の外思い入れが深く、研究のプロセスと史実をメンバーに熱く伝えた。「今夜からよく眠れる」の言葉が印象的だった。

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◆わが五七五、自慢の一句をご披露します。

 名月の もとに乙女ら 古希となり       栄子

 年寄りと 思っていないと 言う米寿      弘子

 足いため 下見てた間に 梅が咲き

 今年また 垣根さざんか 咲いて散り     小百合
 

 東路に マラソンの花 満開す

 着ぶくれて 炬燵のだるま うつらうつら    菊子

 乳呑み児の 我に似しとこ さがしてる

 ミニひなを 飾って玄関 はなやいで      宣子

 隕石の 飛来ショーに 衝撃波

 雪が舞う 茶色の広場 枇杷の花        伸雄

 春浅し 寒さに震えつ 新芽吹く