こころ豊かに生きる・人生講座

第15期人生講座「やさしい論語」3-A・B~平成26年8月26日(火)~

「やさしい論語」3-A

第15期の人生講座に「やさしい論語」を選んだとき真っ先に顔が見えたのは、午前のクラスの宮川さん、午後のクラスの入川さん。熟年者に論語の楽しさを味わってもらうには、すぐれた解説者の存在が不可欠だ。幸いリーダー役を引き受けていただき、講座の内容を盛り上げてもらっている。第3回は「心豊かな生き方」。安岡先生の講演は快調。

 

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第2回のQ&Aから「賢れる」と「愈れる」の解釈について米沢さんから質問が出されていたが、宮川さんが分かりやすい解説を私見として用意された。あいにく米沢さんは近親者の不幸のため欠席、次回のお楽しみとなる。「益者三楽、損者三楽」についてユーモアのあるやり取りがなされた。「有益な楽しみ、損になる楽しみ」について其々の見解がある。

 

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「人生には有益な楽しみが三つある。礼にかなった行動をし、音楽で心を和ませる楽しみ、人を褒める楽しみ、聡明な友人が多い楽しみ。一方損になる楽しみも三つある。驕った態度でわがままを通すこと、遊びに耽ること、お酒に溺れること、これらはそんな楽しみだ」。楽しみのうちのトップに音楽が来るとは孔子先生らしい。論語の中に音楽は欠かせない。

 

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お盆前に東北地方で二週間もわがまま登山旅をした椋田さんは、「仁者は山を楽しむ、仁者は静かなり、仁者は寿し」とはイメージが異なるようだが、孔子先生の仰ることを素直に受け止めたい。本日は女性2名の面が欠席、講座としては初めて男性のみ。やはりなんだかんだ言っても、女性の存在は欠かせない。最後は宮川さんに締めてもらった。めでたし。

 

 

「やさしい論語」3-B

四書五経の編纂に孔子が相当深く関わっていることを知り、新たな論語の解釈に出会えたようだと入川さん。論語の勉強は単なるお遊びでは終われない、と安村さん。「子曰く、辞は達するのみ」の章句に意外にもが関心が高かった。「辞」とは「言葉」、「達」は「伝える」。伝え方が足りなかったと高野さん、高見さん、築城さん、反省の弁しきり。

 

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「子曰く 道に志し 徳に拠り 仁に依り 芸に遊ぶ」の章句に米今さんは心を惹かれる。「正しい道を身に付けるために、志を持ち、それによって得た徳を拠りどころとして、仁に寄り添い、その上で豊かな教養の世界に心遊ばせる。これこそが君子の姿だねえ」とは孔子の解説。誰しも人生の最後はそうありたいもの。ゆめゆめ濁流に呑み込まれないこと。

 

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■本日のお楽しみ「五七五」

・運もない 徳もないのに クジに凝り     ようじ

・誰が先 夏の定番 蝉しぐれ

・迷い箸 好物多し 夏御膳          かつこ

・秋出水 鋭き牙の 襲い来る

・友の姿 いつもの席に 今日はなく      ひろこ

・夏野菜 日照不足で 早仕舞い

・安佐北区 全国区なり TELが鳴る      きくこ

・束の間の 青空何も なかったよう

・雷鳴と 豪雨に晩夏 立ち竦む        みのる

・山肌に 残る爪痕 八・二〇(ハチニジュウ)

・版画展 一期一会の 兄の友         たかの

・命絶ち 闇に葬る 新細胞