第一講座 三島清一さん

第14期「生涯学習・日本のしきたり」② ~平成25年7月3日(水)~

「日本のしきたり」②

「国譲り 祀られましし 大神の 奇しき御業を 偲びて止まず」(「出雲大社に詣でて」と御 題された皇后陛下の歌)2013年は概ね60年に一度行われる出雲大社の本殿遷宮の記念すべき年である。伊勢神宮は20年ごとに式年遷宮を行うが、今年は 揃って遷宮を迎える記念すべき年になった。出雲大社は随破遷宮といって、損傷が進んだときに行う。

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遷宮とはご神体を本来の場所から移して社殿を修造し、再びご鎮座いただくことをいう。大屋根 の葺き替えや銅版塗装など大規模な修造を行うことから新築のように捉えがちだが、ご神体を祀る本殿のリフォームである。今年は広島県三次市と松江市を結ぶ 自動車道が開通し、ご遷宮と重なって出雲地方や松江地方は大変な賑わいを見せた。

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次いでの話ながら富士山の世界遺産登録について解説がされた。富士山は「自然遺産」ではなく 「文化遺産」のジャンル。富士山には毎年30万人もの登山者があり、自然は破壊されゴミの山になっている現状から自然遺産としては不適になったとか。三保 の松原とのセットは距離が離れすぎており、反対者も多かったらしい。日本人としては納得。

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講座の締め括りは恒例の笑いヨガ。いつもの「ホホホッ、ハハハッ」に加えて「バンザイ」が加 えられた。富士山に登り、ご来光を見て感激のバンザイ! 目を瞑ってその様をイメージすると、まったく違ったバンザイが生まれる。講座のゲストは梅雨の最 中にもかかわらず、元気いっぱいの笑顔で若返り。富士山のゴミの山が高くならないように。