こころ豊かに生きる・人生講座

第12期人生講座 「街道をゆく」⑥-A・B ~平成24年4月10日(火)~

「街道をゆく」⑥-A

 

第12期人生講座 「街道をゆく」

司馬遼太郎の遺作「街道をゆく」がDVD化されている。全60話。1話が約50分だから、すべてを観賞するには50時間必要だ。人生講座は月2回の開講だ から、休まず続けたとしても5年という長丁場になる。司馬さんの遺した現代と未来の日本へのメッセージとして、しっかり受け止めたいという願いを込めてス タートした。今回が6回目。

 

街道は「本郷界隈」。担当は平井時子さん。美しい映像、格調高い紀行文、田村高廣さんの朗読が渾然一体となって魅了する。平井さんのテキストは江戸の切絵 図が表紙となり、全10㌻に及ぶ。幕末から明治初期の年表が付され、本郷界隈をめぐる人々の生き様を解説した。加賀藩の上屋敷跡に明治10年、日本で初め ての総合大学・東京大学が開学。

 

第12期人生講座 「街道をゆく」

平井さんは朗読の名手だけに、語りは明瞭でかつ淀みがない。正岡子規、森鴎外、樋口一葉、夏目漱石など、日本の近代文化史の主役が解説の中から飛び出す。 限られた時間がもったいないほど。司馬さんは東京帝国大学と夏目漱石を通して「近代日本」の誕生を見つめようとしていた。DVDが約50分、解説が20 分。話し合いの時間が足りない。

 

 

「街道をゆく」⑥-B

 

午後のクラス担当は佐藤小百合さん。メンバーが12期に入って定員8名を維持している。今回から女子社員が両クラスにそれぞれ1名加わる。相村さんと入川 さんが大喜び。佐藤さんはめぐり合わせがよく、先月末、所要で上京したとき、実際に本郷界隈を歩いた。東京大学をはじめ文豪たちの旧居を訪ねている。テキ ストは手書きで写真入の6㌻。

 

本郷界隈を自分の足で歩いた感想でまとめた。①数十年も東京で暮らしながら、本郷については何も知らない。②有名な文人が多く暮らしていた。③坂の多い 町、④江戸から東京時代への改革に尽くした人を忘れない。⑤文学的探求はしていない。⑥司馬さんの「明治の悲しみ」は理解していない。⑦不勉強な己を知 る。文人たちの本を読みたい。

 

第12期人生講座 「街道をゆく」

 

■陸奥ねむる 海に届けよ 桜花     みのる

 見上げれば 千本桜 花の帯      きくこ

 つくしんぼ 春が来たよと 顔を出す  さゆり

 晴れ女 花と如来の 大島へ      ひろこ

 風吹いて 涙を流し さくら散る    さち

 待ちわびた 山はうれしい 桜色    たかし

 桜咲く わたしの春も スイッチオン  まい

 ほんのりと 灯り暖か 春の宵     しん

 パス                 みち

 お休み                まりこ

 

講座のラストに「五七五」を楽しんでいる。こまかいことはいわない。楽しければいい。俳句、川柳、字余りOK。