こころ豊かに生きる・人生講座

第12期人生講座 「街道をゆく」⑩-A・B ~平成24年6月12日(火)~

「街道をゆく」⑩-A

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今回のテーマは「オホーツク街道」、リーダーは半田和志さん。資料は3㌻だがムダが削ぎ落とされてずいぶん分かりやすい。DVD観賞を終えてリーダーより問題提起があった。最近日本で使われている目立つ漢字は「絆(きずな)」だが、中国では「絆(つまずく)」と読むそうだ。どう思う?

 かの国では「心連心(きずな)」が正しいそうだ。

 

もう一つ。出雲市の沖にある「十六(うっぷるい)島」は北海道と何か関連がありそう。司馬遼太郎は謎の海獣狩猟民族「オホーツク人」を追って、多民族国家、日本の姿を知ろうと二度も自分の足でオホーツク海沿岸を歩いた。DVDなら50分、新書版のわずか2㌢足らずの厚みに、縄文文化、続・縄文文化、アイヌ文化に至る1万年にも及ぶ歴史と思索の地層が堆積していると半田さんは説明する。

 

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オホーツク人と文化の存在は、1913年、考古学者・米村喜男衛によって発見された。その地はモヨロ遺跡と名付けられた。オホーツク人は5世紀ころに出現し、10世紀ころ忽然と姿を消した。彼らは何者なのか、何処から来て何処へ去ったのか、オホーツク海沿岸の広範囲に確かな足跡を残している、日本人とは何か、学ぶべきこと多すぎる。

 

半田リーダーがテキストのラストに大書したサファリンに住む人の「親父は死んだが、親父の船は生きている」。実に重い言葉だ。私たちは次世代に何が残せるのか。あらためて考えさせる。新しい学びは思考回路の掃除をしてくれる。講座仲間の宮川洋太郎さんが瑞宝双光章を受賞された。

 

「街道をゆく」⑩-B

2012.6.12jinnsei2「街道をゆく」⑩―Bのリーダーは佐藤小百合さん。新婚時代に7年間、北海道に住んだ経験を頼りに「オホーツク街道」を選んだ。考えが少し甘かった、司馬遼太郎の「オホーツク街道はテーマが大き過ぎ四苦八苦したと告白。北海道の歴史・遺跡に無関心で過ごしたのが悔やまれる。オホーツク海沿岸の網走、知床には足を運んでいない。

 

悪戦苦闘の勉強の旅を終えて、私のルーツが見えてきたことは、感激であり嬉しい。明治8年(1875)、日ロ間の交渉でロシアは樺太全土を領土とし、日本は千島列島を領有する条約が結ばれたが、日本は実行支配していない。みなさんはこの事実をどう思いますか? いつかオホーツク海沿岸を旅したいと強く願っている(佐藤)。

 

◆小雨降り 紫陽花の青、鮮やかに     竜

 消費税 一体改革 わが家計

 今年また 白アジサイに 君想う     菊

 始まるよ 今日も鏡に 声掛ける

 水面より 凛と抜き出る 花菖蒲     実

 早乙女の 数より多し カメラマン

 

 朝日浴び さわやかな風 我もなり    藤

 雨に濡れ 土手のアジサイ 生き生きと

 残り湯を 庭にポンプで 散水す     高

 レストラン 豪華ランチは 女性会

 緑なす 中国山脈 ひたすらに      伸

 山頂の ミストに消える ウォーカー