こころ豊かに生きる・人生講座

第20期人生講座「日本の世界遺産」⑪富士山・小笠原諸島 ~平成29年7月11日(火)~

「日本の世界遺産」⑪富士山・小笠原諸島

≪午前クラス 富士山≫

第11回は浜本さん、第12回は田畑さんとリーダーが決まっていたが、田畑さんの都合により交代してもらった。したがって午後のクラスとは内容が異なり、富士山を学ぶことになった。なんと富士山の頂上を極めた人は、浜本明男さん、田畑栄造さん、椋田克生さんと3名もおられる。それぞれの言葉は「きつい、つらい、寒い」。空気も薄い、足場も悪い。

 

 

本日のリーダーは田畑さん。まとめも手慣れたものである。①富士は日本一の山。②その美しさは雪を戴き、左右に長く裾を引く。③富士は火山である。④富士は信仰の山である。⑤現代の富士登山。5項目に分けてわかりやすく伝えられた。椋田さんは明日から2週間かけて富士山から東北地方の山を登られる。一人の自動車旅だが慣れているとはいえ大胆だ。

 

 

日本一の高さを誇る霊峰、富士。富士山は古来神の住まう山として信仰を集め、お山開きの7月から山仕舞いの8月末までのわずか2ヶ月間に、全国から30万人の人が訪れる。桜と富士、向日葵と富士、紅葉と富士、そして雪と富士。どの季節に見ても、そしてどこから見ても絵になる姿、気高さは比べる物がない。その姿を描いた絵画、和歌は枚挙に暇なし。

 

 

富士山は上る山ではなく見る山だと言われるが、日本人としては是非一度は登ってみたい山だ。歴史上何度も噴火を繰り返し、人々は畏怖の念を抱いて富士山と接してきた。その美しさに憧れ、噴火に対する恐れの気持ちから富士信仰となった。浅間とは噴火を鎮めるという意味。江戸時代から富士講が始まり、富士登山が盛んになり今日に至っている。

 

「日本の世界遺産」は次回で12回を終了する。来期は「ジャパニスト」をテキストとするが、少し厳しいかもしれない。

 

≪午後クラス 小笠原諸島 ≫

■本日の五七五

 記録無い  あればその後は 記憶なし      不純斎

 勝因は 目力パンチ 勇気です

 冴えんなあ すまじきものは 自衛官

 柏餅 少年の日 小さなポエム           道章

 核禁止 なぜ署名しない ニッポンは

 若鯉や バックに感謝 八勝セトップ

 何もかも リセットしたや 梅雨の明け       恒子

 菜種梅雨 ジャズの流れる 雑貨店

 客寄せは 鮎焼く匂い 道の駅           弘子

 希い事 多く笹竹 前のめり

 蛍舞う 今宵も一句の 恋歌を           伸雄

 空梅雨に 土と若菜の 匂いあり

 

有史以来一度も大陸と繋がったことのない小笠原諸島。東京から1000㌔、一番近い八丈島からでも600㌔という広大な海に隔てられている。夏にはウミガメの産卵地となり、冬にはザトウクジラが訪れる豊かな自然で知られている。小笠原諸島に暮らすのは、果てしない大海原を渡って辿り着き、その自然に適応できた、ごく限られた珍しい生き物たち。

 

 

警戒心の薄い鳥や、身を守るすべを持たない植物など、ここにしかいない動物や植物によって、唯一無二の生態系が守られている。海洋島という特殊な環境、そして特殊な進化を続けてきた生き物たちが織りなす生態系の固有性が認められ、小笠原諸島は2011年に世界遺産に登録された。

 

 

本日のリーダーは不純斎さん。毎度のことながら資料は分かりやすく、行って見たいという気持ちを燃え立たせる。残念ながら旅した人はいない。行く値打ちはあると思うが遠い。