こころ豊かに生きる・人生講座

第20期人生講座「日本の世界遺産」⑩琉球王国の関連遺産 ~平成29年6月27日(火)~

「日本の世界遺産」⑩琉球王国の関連遺産

≪午前クラス≫

1429年、尚巴志によって琉球王朝が誕生。以来、450年、明治政府によって日本の領土になるまで、沖縄は琉球王国という独立した国だった。早い時期から周辺諸国と交流があり、その影響を受けながら栄えた琉球。さまざまな国の文化を受け入れ、吸収して洗練された独自の文化を作り上げた。それは紅型や踊り、音楽などの形で今も沖縄の人に受け継がれる。

 

 

各地に点在する琉球王国時代のグスクや御嶽などが、琉球王国の土木は建築、造園の優れた技術や芸術性の高さを示すものとして、2000年世界遺産に登録された。琉球統一前の国家の一つ、北山国の国王の居城、今帰仁城(なきじんじょう)。尚巴志右腕、護佐丸が築城した。

 

 

国王に命ぜられ、護佐丸が阿麻和利を監視した中城城。統一した琉球王朝の居城、首里城。琉球王国の別荘、識名園。首里城の霊場、園比屋武御嶽(そのひやたけうたけ)の石門。琉球王国第二王朝の王家の墓、玉陵(たまうどん)。琉球王朝の国家的な祭祀の場、斎場御嶽(せいふぁうたき)。琉球王国のグスク及び関連遺産群として登録された九カ所の紹介。

 

 

それにしても漢字も読み方も日本風ではなく読みにくい。紹介された遺跡も「沖縄」とは縁の薄い「琉球」のものばかりである。太平洋戦争では完膚なきまでに叩かれたが、遺産にはその影もない。これまで訪れたのは琉球ではなく沖縄ばかりだったようだ。少し遠くなったが、身体が許してくれれば琉球王朝の跡を辿りたいものだ。あたらしい世界が見える。

 

 

日本の世界遺産の勉強予定は残り二回となった。小笠原諸島と富士山である。また新しい発見がありそうで楽しみだ。

 

≪午後クラス≫

■本日の五七五

 役人は レコーダー常に スイッチオン      不純斎

 僥倖を 藤井四段に 教えられ

 ルビコンを 渡れど泊まる 宿がない

 虎退治 留めは菊池の 一撃に           道章

 子を残し 逝かねばならぬ 真央悔し

 パチンコも 昼カラオケも 年金か

 電子音 妻が反応 甘き声

 寅さんの ポスター似合ふ かき氷         恒子

 梅雨籠り 天風録を 読み返す

 花を実に 梅雨の晴れ間に 蝶々飛び         実

 学びあり 二十三日の 想い新た

 梅雨晴間 四国三郎 川下り            弘子

 遠嶺を 写す水面に 青田風

 子らの声 夜半の浜に 花火咲く         伸雄

 夏の湯に 吾が身を沈め 老いを知る

 

沖縄は明治政府に服するまで、琉球王国なる独立国であった。琉球諸島は奄美群島、沖縄本島、大東諸島、先島諸島らから成り立っており、広い海に囲まれた台風の通過島である。尖閣諸島は含まれてはいないが、沖縄諸島とは違うのかもしれない。それにしても遺跡や地名など読めない文字が多く、まるで外国のよう。リーダー・入川さんの資料に助けられた。

 

 

 

沖縄の位置図、沖縄の歴史、琉球王国と続き、世界遺産のグスクなど紹介された。首里城(しゅりじょう)、中城城址(なかぐすくじょうあと)、座喜味城址(ざきみじょうあと)、今帰仁城址(なきじんじょうあと)、勝連城址(かつれんじょうあと)、など関連遺産が紹介されている。沖縄は何度か訪問したが、世界遺産はまったく知らないところばかりだった。浅学?