こころ豊かに生きる・人生講座

第13期人生講座「新・街道をゆく」22-A・B~平成25年7月23日(火)~

「新・街道をゆく」22-A

本日も猛暑日が続く。知的好奇心の旺盛なゲストの皆さんは暑さをものともせず、自転車や徒歩で汗だくの参加。講座リーダーは宮川洋太郎さん。タイトルは「播州揖保川・室津みち」。DVDから本論に入る前に、宮川さんから①「司馬史観」の再考、②「敗戦国型ナショナリズム」、③日本の「伝統と民俗」に根ざした文化の三章の解説があった。

 

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本章では司馬さんが歩いた地図が付され、①一宮町・播磨一宮伊和神社、②山崎町・黒田孝高と山崎城、③竜野市・鶏籠山と三木露風、④室津・室津千軒(参勤交代と風町)と竹下夢二の4章節にまとめられ、それぞれ分かりやすい解説文が付してあった。時間設定の問題もあるが、すべてについて説明があり、メンバーの意見を満遍に求めた。

 

ぴったりの時間で終わった。メンバーからは歴史観、伊和神社、黒田官兵衛の天下取り、日本一のそうめん、竜野の醤油、童謡[赤とんぼ]など中心に話が弾んだ。宮川リーダーは文筆のプロであるが、それだけに解説の文章力が高く、興味深いテーマばかりであった。独自の史観をベースにした内容は格調が高く、しかも深い。水先案内人は反省。

 

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本日のテキストはもっと活用すべきではなかったか。今後の「人生講座」の進め方に大きなヒントをもらったように思う。14期は9月からスタートするが、志誌ジャパニストから自由にテーマを選ぶ。宮川リーダーの仕切りで9~11月までの担当者があっという間に決まった。ずいぶん楽をさせてもらった。講座運営のヒントももらった。感謝。

 

 

「新・街道をゆく」22-B

午後になってさらに暑さが増した。室内はエアコンが効いているが、一歩廊下に出ると開いた窓から熱風が襲ってくる。午後クラスのリーダーは入川実さん。街道は「高野山みち」。紀見峠を南へ越えて橋本市に入り、九度山町・慈尊院より高野山町石道から高野山町に街道である。「高野山みち」は『世界文化遺産・紀伊山地の霊場』の一部である。

 

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テキストは鮮やかな色で仕分けされ4㌻からなる。真田三代、空海伝説、街道沿いの由緒ある寺社仏閣の写真と解説が添えられている。高野山を権威と信仰の拠り所にした聖たちが、空海の宗教を変質させていくプロセスに司馬さんは注目したという。高野山みちは慈尊院から20㌔。6時間で奥の院まで辿り着くというが、一度挑戦したいものだ。

 

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■お楽しみ五七五

 今日もまた 陽射しを選ぶ 猛暑かな      かつこ

 六歳児 キャンプ行く娘の 弾む声

 蓮の花 白桃紅と 染まりたる         えいこ

 ほうたるや 好きに生きよと

 にがうりを 夏ばて防止と 食べており     のりこ

 圧勝で 与党の暴走 心配す

 眠れぬ夜 遠く蛙の コーラス隊        きくこ

 満月に さそわれ庭で 夜を涼む

 夏の朝 土手に真っ白 姫女苑         さゆり

 おもしろく 綿菓子みたい 百日白

 夜明け前 時を告げるや ホトトギス      みのる

 暑さ増す 我の出番と 不如帰