こころ豊かに生きる・人生講座

第13期人生講座「新・街道をゆく」10-A・B~平成25年1月22日(火)~

「新・街道をゆく」10-A

本日のお題は「北海道の諸道」。リーダーは椋田克生さん。椋田さんは超行動派で司馬遼太郎さんが歩かれた道南の道を、一昨年の夏、17日間のドライブと洒落た。事前に勉強しておけばもっと充実した旅になったと悔やんだ。昨年は12日かけて道東を走っている。日本の100名山を登り切った田畑さんは、4回の北海道行きで9名山を踏破した。

 

2013.1.22jinnsei

 

司馬さんは松前→江刺→函館→札幌→旭川と歩きながら、北海道文化の特殊性を探った。アイヌの狩猟文化、江戸期の稲作文化、北欧型の牧畜文化など、さまざまな文化が交錯した軌跡を辿った。全盛を極めた江刺のニシンは海流に乗って集り、作物の肥料として需要が爆発した。企業家・高田屋嘉兵衛の志は司馬さん著「菜の花の沖」に詳しい。

 

2013.1.22jinnsei1

 

室町時代の中期、北海道を治めた松前氏は本土より家臣を連れて渡った。家格を本土並みに保つため、海運港をフル活用し、本州の植物を移植した。東北地方にもない孟宗竹や椿が北海道で見られるのは松前氏の思いによる。江戸中期以降、この地に繁栄をもたらした稲作文化は、松前氏の画一的な中央志向の賜物。収穫高80万㌧は日本一である。

 

2013.1.22jinnsei2

 

メンバーの皆さんに北海道のイメージを尋ねると、異口同音に真っ直ぐで広い道路。なぜ不要な高速道路をつくったのか「?」。信号のない道はドライブを快適にする。男性メンバー2名は北海道に足跡がない。女性メンバーの一人は女学生時代、10日間の一人旅の経験を持つ。一度は司馬さんの歩いた道の後を追い、北海道文化の原点を学びたい。

 

「新・街道をゆく」10-B

今回のリーダーは相村幸彦さん、お題は「堺・紀州街道…」の予定だったが腰痛のため欠席。急遽一回繰り上げて米今さんに務めてもらった。お題は「近江散歩」。近江商人の生き様は、鍵山秀三郎さん製作の名画「てんびんの詩」で語られている。「おかげさま、させていただく、生かされている…」など真宗の絶対他力の教義が生かされている。

 

2013.1.22jinnsei3

 

近江は日本の東国と西国の境目にあり、司馬さんのもっとも好きな散歩道である。スタートは戦国時代の天下分け目の関が原から。小谷→姉川古戦場→国友村→彦根→安土城址へと進む。米今さんが特に力を入れて伝えたのは、国友鍛治の凄さ。種子島鉄砲が伝来して半年後に試作品を完成したと言うから驚き。全盛期には80軒の鍛冶屋があった。

 

◆三割引 賀状を持って レジの列         菊

 リビングで 寝袋に入り ウォームビズ

 

 左義長 天地とどろき 厄払い          藤

 大寒に 土手の黄梅 香り立つ

 頑張れと 郷土(くに)の名はためく 安芸路駆け  実

 駆け繋ぐ 汗する額に 初春(はる)の風

 

 国産の 選手が競う 広島駅伝          道

 テロいくさ 総理帰国も 打つ手なし

 

 雪を踏む 義士らが眠る 泉岳寺         木

 議事堂を 右翼が囃す 雪景色