こころ豊かに生きる・人生講座

第13期人生講座「新・街道をゆく」04-A・B~平成24年10月23日(火)~

新・街道をゆく」04-A

「新・街道をゆく」の第4講は「仙台・石巻」。リーダーの半田和志さんは極めて多用な日々を過ごされているが、何事も手抜きをしないところは学ぶべきところ。今回のテキストは4㌻。分かりやすく、手際よくまとまっている。仙台の文化は東北のイメージを払拭する陽のイメージ。近世の原型は当時の藩主・伊達政宗がつくったと高く評価する。

 

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DVDを観賞し、半田さんの解説を聞きながら、これだけの貴重な資料を15分で伝えることは難しい。そして勿体ない。メンバーの交流に重点を置いて時間配分をしているが、テーマとテキストによっては柔軟性を持たしたほうがいいと思った。約45分の使い方はリーダーの裁量に任せているが、やはり気兼ねがあるだろう。次回から改めたい。

 

テキストは伊達政宗のカラー写真をニ葉飾り、仙台周辺の地図、ポイントの指摘、全体の概要へと続く。本論に入り、「貞山堀」、「コメ」、「大崎八幡宮と桃山文化」、「塩釜神社」、「奥州の鋳物」、「松島・瑞巌寺」などの解説がある。いずれもカラー写真つき。司馬遼太郎の「松尾芭蕉観」を紹介。有名な「松島や、ああ松島や 松島や」は芭蕉の句に非ず。

 

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さらに「仙台平」、「沃土」の分析。「石巻・北上川舟運」など、米どころ仙台の経営にまで及ぶ。あらためて伊達政宗は国家経営に鬼才を発揮したリーダーであったことを学ぶ。今の「決められない政治」のひ弱さを見るにつけ、もしも政宗が日本国総理大臣であったら、どのように日本を導いていくのか。泉下を訪れて尋ねてみたいところだ。

 

「新・街道をゆく」04-B

午後クラスのリーダーは米今菊子さん。テーマは「横浜散歩」。いつものことだが担当講座の紀行記は読み込みが鋭い。手書きのテキストで前半は「歴史」、後半の「散歩」へと続く。パソコン主流の現代では、手書きは貴重で温かみに溢れる。テキストの詳細は省くが、横浜の開港からの歴史を辿りながら楽しく散歩させてもらった。

 

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「吉田橋」を起点に馬車道→大岡川→新港埠頭→赤煉瓦倉庫→横浜税関→山下公園→氷川丸まで。楽しい解説付きだから時間の経つのも忘れる。横浜港は幕府とハリスの激しい交渉の末、日米修好通商条約(安政5年)によって開港された。幕末から明治初期にかけて横浜を舞台に繰り広げられた日本近代の夜明けの激動を学んだ。

 

◆五七五

 尾和の里 黄金色に 輝いて        小百合

 色付いて 秋の深まり 木の葉かな

 たまねぎの 苗を植えむと 土おこす     高史

 孫遠く 少し寂しい 秋祭り

 秋晴れに 稜線くっきり 上高地       宣子

 戒壇で カギを探して やみの中

 おさらい日 祭り近付く 太鼓の音      菊子

 熊でさえ 血を流さずに 陣地とり

 宵祭り 二度咲香る 金木犀         道章

 客のない 夜祭り手酌で 独り酒

 幸彦、実、伸雄、パス。