こころ豊かに生きる・人生講座

第18期人生講座「日本に詳しくなろう」①-A・B~平成28年2月23日(火)~

「日本に詳しくなろう」①-A

本日のリーダーは宮川さん。今週からジャパニストが新しい号に入り、既にリーダーも決まっていた。担当の岡元さんはリードがよく決め事が早い。宮川さんの選んだテーマは「目ヂカラ」。森日出男さんの写真をテーマにした短文が選ばれた。「目ヂカラ」のファイルは横浜シネマ支配人の梶原俊幸さん。そこから宮川さん大好きの映画に流れた。まず小津監督。

 

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昭和の時代を描いては他に例のない小津監督談は、まるで立て板に水を流すがごとく。60年の短い生涯の仕事を紹介しながら、特に晩年の作品については才を極めた。余程のファンであったに違いない。同時に謎の美女・原節子についても絶賛を惜しまなかった。当時の時代背景から考えてここまで小津監督を語れる人は少ないだろう。私などご縁がなかった。

 

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小津監督の製作した映画は全部で54本、現存が確認できないものが17本ある。年代ごとに並べそれぞれに☀抜群、◎秀作、〇佳作と仕分けしてある。東京物語をはじめ晩年のカラー作品は評価が高い。小津監督の参考資料は20ページに及ぶ。原節子の資料は10㌻だが、美しいころの写真が多く掲載されている。ここまで熱が入るとメンバーも熱せられる。

 

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わずか7行ほどの短い言葉からここまでのドラマが作られるとは原作者の写真家森さんも満足だろう。締め括りにメンバーの青春時代に観た映画の感想を述べ合った。其々の持ち味によって受け止めた青春は異なる。その違いを知ったことも新しい学びになる。映画に縁のない青春、全く別の分野の青春、育った地域や家庭の環境で大きく異なる。

 

トップバッターがここまで深く掘ると後に続くものは簡単ではない。しかし良き刺激になるし、レベルが上がったようだ。

 

 

「日本に詳しくなろう」①-B

「人生講座」の参加は2か月半ぶりとなる。いつの間にか18期に入り、目次が変わる。本日のリーダーは高野さん。テーマは米である。「転換期のキーパーソン。水田は宝の山、自立した農業が未来を切り開く」。高野さんとしては珍しく真剣な取り組みだ。「農耕民族のプライドが農業の未来を創る」というが果たしてどうか。主人公の長田さんの弁が通用するのか。

 

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農業は手つかずの産業というが、農業に締める人口の年齢、ここ数年の極端な労働者の減少など考えると、未来のある産業とは言えないだろう。こうしたテーマは若い人を交えた論争が役立つ。我々の年代からは夢も希望も語れない。若い人はどう考えているのか、率直な意見を聞かせて欲しいものだ。自分の歩いた足跡を考えても明るさは見えてこない。

 

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過疎集落をどうするのか、行政は真剣に検討できないだろうし現実的に活性化などは及びもつかない。我々でも諦めているし、自分の手で何とかしようなどとは及びもつかない。やがて荒れ果て人が暮らす姿は見えなくなる。消滅集落へ一途。

 

■本日の五七五

株上がる イクメンあらず 産後妻        不純斎

失言で 脳の軽さも 披露する

ルビ欲しい 川内 歯舞 未曾有

土起す 肩に束の間 春陽さす           弘子

散歩道 初音に合わす 口笛や

幼な日の 笑顔ありや 雛かえる           実

梅の庭 甘酒飲みて 近し春

不死鳥の 如く春咲う 創業志           道章

過信なき 日々の動き 春近し

春一番 一両電車 横に揺れ            嬰枯

風に 白杖の子の 押され來し