歴史ものがたり

そのとき歴史が動いた⑤「兵法の道は人の道」 ~平成26年10月18日(土)

き歴史が動いた⑤「兵法の道は人の道」

海外でもベストセラーになった剣豪・宮本武蔵の「五輪の書」。この書物が生まれるまでの苦闘を探る。巌流島での佐々木小次郎との決闘など華々しい若き日の宮本武蔵とは対照的に、晩年の武蔵は失意の連続であった。各地の大名を訪ね仕官を求め、ようやく熊本の細川藩に仕官する。主君・細川忠利が死去すると、洞窟にこもって五輪書の執筆に没頭。

 

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日本人の精神に大きな影響を与える「武士道」の原型が誕生する。剣の実力を持ちながら、それを発揮できる時代が過ぎ去っていた不運な剣豪の生涯を振り返る。はなやかな時代の武蔵物語は映画やテレビドラマなどで承知しているが、辛い晩年については殆ど知識がない。実に厳しい就職活動をしている日々が伺える。不遇のうちに62年の生涯を終える。

 

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歴史学習はなぜか女性が多い。いつもは浜本さんが常連だが、本日は風でお休み。従って参加者は女性だけで定員一杯の8名。それなりに華やかである。武蔵の生涯についてそれぞれ意見があったが、ある意味では虚飾を捨てた理想の人生ではなかったかという意見があった。五輪の書は地、水、火、風、空の五章で構成されているが、一度紐解いてみたい。

 

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剣の道は強いだけではない。全ての人生につながる指南書になる。未来の人々のために、迷いのない澄み切った書ではないかという結論に達した。残った時間は参加者其々の生き方について意見交換が有り、充実した時間となった。楽しい人生のためには、講座に参加しておしゃべりするとよいとか。次回は「徳川家康」の人生について学ばせていただく。