生涯学習・プラスワンステージ

第24期「生涯学習・古代への道(116)」⑤~令和元年11月20日(水)

⑤アイヌ語は縄文語 12 シとヒ

 

1 「昔紅顔美少年」が過ごして岡山県新見市哲西町で全国版では「ヒ」と表音される語が、この地方では「シ」と表音されていることに着目して縄文語(アイヌ語と日本語の一部)について考察しました。まず、「シヌ」(死ぬ)と「シニ」(死に=アイヌ語(縄文語)では「休む」)です。この語を解読するためには、「シ」が「人」を表す音でないとうまくいかな。ところが、哲西地方では、「人」を「シト」と言っている。これですべてがうまく解決できました。アイヌの人の会話、「ク ミッポ ウタリ ヘー! アフプワ シニ ヤン!」を解読しました。「ミッポ」がうまく解読できないのが残念ですが、ご一読ください。

 

2 アイヌ語(縄文語)で「シ」で始まる単語、シンキ=疲れる・シリコロカムイ=大地をつかさどる神(太陽を持つ神)・シネプとヒトツ・シノルッパ=唾を飲み込む・イララシノッ=人をからかう・シンヌラッパ=先祖供養を解読しています。面白いのは、「シクマ」と「ヒグマ」です。また、シリコロカムイ=大地をつかさどる神では、「シリ」(太陽)の語をすべて解読しています。これらの語は、日本語の変遷を知る上でも貴重な話になっています。ご一読ください。

 

3 「ソモ=そもそも」は、この夏の北海道旅行中(八月九日)、札幌市厚別区にある北海道博物館に於いて「アイヌ語と日本語が同じ」であることについての話を北海道博物館学芸副館長で研究部部長兼アイヌ民族文化研究センター長でもある小川氏と会談した時の「恨み」を込めて少し詳しく解読した。老人らしく「あっさり」としたいところであるが、「昔紅顔美少年」の心意気が「未だ消えず」=ソモオサ(老)と言ったところでしょうか。

 

4 「エカリ」(借用する)は、日本語そのものであります。「カリ」(借り)の語が、縄文の遥か昔から先祖たちが使っていたと知ると元銀行員としては、日本語をもっともっと多く、そして、もっともっと深く知りたい意欲が湧いてきます。

 

5 最後の「クルカ」は、「アイヌ語は日本語(縄文語)である」の見本の一つであります。