第25期「生涯学習・古代への道(118)」①~令和2年1月22日(水)
①アイヌ語は縄文語 14 ト=湖沼
今月のテキストは、湖沼を表す「ト」である。「ト」は、アイヌ語(縄文語)で「湖沼」を表す。
アイヌ語(縄文語)で「湖沼」を表すのであれば、日本語でも当然に湖沼を表す。
「ト」が日本語でも湖沼を表すことを地名から証明した。「ト」が湖沼を表す地名は、このテキストに記載しただけではなく、この倍はある。
私が、アイヌ語(縄文語)を知らなければ「ト」を湖沼とする事実は、永遠に埋没したかもしれない。それだけではなく、土佐国・大和国・長門国・遠江国・近江国、更には鳥取の地名も永遠に正しい由来を知ることはできなかったであろう。
もし、誰かがこの作業をこれまでにしていれば、とっくの昔に「アイヌ語は、日本語(縄文語)である」ことは証明できていた。残念だが、過去は取り戻すことはできない。
このテキスト(小冊子)を書いていて私の感じたことは、江戸時代以前の日本の景色は、今とは全く異なっていたことである。特に、河川流路は、広い河原が広がり、多くの沼や三日月湖が存在していた。
「ト」だけでアイヌ語は縄文語であることの証明は十分であると言えるほどである。もはや、誰に何を言われようとも「アイヌ語は、日本語(縄文語)である」ことは絶対に揺るがない。
「金田一京助の化けの皮」をほぼ全部剥ぐことが出来たが、あとは、私の説を誰が最初に公に容認するかの問題だけである。
では、今月の講座テキストの内容は左記(目次)のとおりです。
どこをお読みいただいても「目から鱗が落ちる」を実感していただけるでしょう。
1 ト=湖沼
2 十三潟(土佐湊)=トーサム
3 十三=トーサン
4 トーサムポロ沼
5 土佐国(浦戸湾)=トーサ
6 湖山池=トーサン
7 十和田湖(十)=トワタ
8 遠江国=トートーミ
9 近江国=オートーミ
10 大和国=ヤマト・
11 常陸の国(騰波)=トバ
12 長門と穴門=ナガトとアナト
13 八郎潟=東湖八坂神社
14 能登国(七尾湾)=ノト
15 松百(赤浦潟)=トートー