山田智恵のもてなし⑬「台所のはなし」 平成26年11月18日
⑬「台所のはなし」
「住まいの物語」12回まで続いたが、残念ながら参加者が少なく頓挫してしまった。7月の⑫「窓のはなし」から4ヶ月もお休みした。捲土重来、久しぶり開いた講座だったが、参加者は3名と少なかった。もともと90歳トリオと若手とでは雰囲気が噛み合わないから、若手が続かないという理由で一から出直すことになった。難しいものだ。
参加者のうちの一人渡さんは93歳になられる。杖を突きながらではあるが三階まで自力で上がられる。少し足が悪いと聞くが、頭もボケていない。高齢者のモデルといっていいほどの強い女性だ。私にとっても16年後に渡さんほどの元気があれば、人生は悪くないと思う。話は合わないかもしれないが、自力で階段を上がれる間はぜひ続けてほしいものだ。
講座は健康物語から入った。『一日一食は20歳若返り魔法』と題して実践を踏まえての話しさせてもらった。本論に入り住まいの物語①「台所のはなし」は台所の起源、火と水の歴史的変化、女性の家事労働の過酷さ、キッチンの未来について話した。一生懸命つとめたが、どの程度伝わったか、定かではない。やはり最低でも5名は欲しい。今後の努力を待つ。
「小粋なギャラリー」で茶話会をしてもらったが、出品作品の感想などはどうだったろうか。フル活用して欲しいもの。