平成22年11月18日(No5082)  厳しさ増す就職戦線

厳しさ増す就職戦線

実感はないが厚生労働省の発表によると、新卒の就職内定率はさらに低下しているらしい。数字は深刻だが、周りにその雰囲気はまったく感じられない。根性の座った若者であれば、男女を問わず採用したいと思っている。いい人材は無理して採用しても、長い将来にわたって貢献してくれる。だが、石の上にも3年というが、それほどの過大投資は難しい。

 

単なる統計だと言ってしまえばそれまでだが、内定率は男子59,5%(-3,8)、女子55,3%(-6,3)と女子学生には一段と厳しい状況になっている。低下率で見ると国立大女子-11,6%、理系-10,8%、国公立大-8,1%と厳しい。地区別でみると九州地区の内定率は51,5%と最低。地方へいくほど景気が悪く、求人が激減していることを物語っている。(-は前年比)

 

さらに前年度の未就職学生がプラスされるから、実情は数字以上に厳しいと考えられる。民主党内閣の景気浮揚策などは絵に描いた餅にもならない。中国に脅され、ロシヤに踏みつけられ、嗚呼。APECで表面を取り繕っても、就職戦線に好影響をもたらすことはない。頼みの綱の補正予算が成立したとしても、執行に必要な関連法案が通らないと使えない。

 

菅内閣の支持率は、退陣ラインまで下がった。そんなに悪いとは思っていない、やるべきことはやっていると、菅直人首相は開き直るが、新聞やテレビを見ないのか。ここまで落ち込んだら、誰が政権を担当しても、進むも地獄、退くも地獄。なけなしのお金をばらまく代わりに法人税の大幅減税をすれば企業はいくらか活性化し、学生らも明るくなっただろうに。

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