平成23年9月19日(No5387)  「敬老の日」

「敬老の日」

「敬老の日」に祝ってもらう該当年齢は何歳からか分からないが、わが国の高齢者は超スピードで増えている。65歳以上が高齢者としてさまざまな法的保護を受けるが、総人口に占める割合は23%になり、10年後は30%に達する。高齢者のうち約6人に1人、460万人が独り暮らしだ。高齢者の2割近く「困ったときに頼れる人がいない」。

 

あらためて薄れつつある地縁血縁の結びつきを補う「絆」を創らなければならない。「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」(シルバー川柳入選作)。「おらが村 七十歳は 青年団」(サラリーマン川柳入選作)。地域では75歳以上の高齢者を招いて「敬老の日」を祝う。他人事のように思っていたが、来年は招待を受ける年齢なる。青年団としては辞退したい。

 

「敬老の日」はもともと「としよりの日」として生まれたが、やがて「老人の日」となり、1965年に国民の祝日として「敬老の日」に昇格? した。「敬」ともなれば子や孫から敬われる人間にならないと祝ってもらう資格はない。『牛馬といえども子を養うことあり。敬せずんば何をもって分たんや』と論語にもあるように、子を育てただけでは牛馬と変わらない。

 

「敬老の日」をきっかけに敬われずとも、若い人の顰蹙をかうような言動は慎みたい。100歳以上の人は47,756人に達するが、驚くことに男性はそのうちわずか6,162人でしかない。2050年には人口が8,993万人に減り、100歳以上の人は8㌫、72万人に達する。つまり町内の12人に1人は100歳という驚くべき社会が実現する。喜ぶべきか?

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