平成23年9月29日(No5397)  久々、日本人の大関が誕生

久々、日本人の大関が誕生

関脇・琴奨菊(菊次一弘・福岡)が、日本人としては4年ぶりの大関に昇進した。大相撲を国技と称している以上、横綱大関が全員カタカナで格好にならない。口上は『万里一空(ばんりいっくう)』。解釈は「どんなに遥か遠くに行っても空は一つしかない。すべてのものはその一つの中にとどまっている」。今風には 「目的、目標を見失わずり励む。頑張り続ける」。

 

国技館の天井近くの四方に、直近32場所の幕内優勝力士の肖像が描かれた優勝額が掲げられている。貴乃花や若乃花の額はとうに消えている。何といっても、朝青龍と白鵬のオンパレード。日本人は平成18年1月場所の大関・栃東がただ一つ。本来なら消えているところ、八百長事件などで本場所が中止され、その分だけ生き延びている。来場所は消える。

 

次は九州場所だが、なんとかして日本人力士に優勝してもらわなくては、国技館から額が消えては情けない。さいわい機を同じくして若手力士が強くなった。稀 勢の里も来場所12勝以上で大関に昇進の可能性がある。二人とも今場所は横綱白鵬を投げ飛ばした。ほかに豪栄道、隠岐の海、北太樹、豊真将など希望が持てる力士が増えてきた。

 

九月場所の初日の前売り券が、売れ残りのワースト記録を作った。7日目の満員御礼も75%の入りで垂れ幕を下げたが、幕の向こうに空席が見えては洒落にもならない。若貴時代は定員に1名欠けても垂れ幕は下げさせなかった。琴奨菊の9月場所は毎日強くなっていた。20㌔もの石を抱いた「すり足」稽古が「がぶり寄り」に実っている。九州場所に期待。

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