平成24年1月14日(No5504)  営業の正しい理解①

営業の正しい理解①

「営業」とは何かを広辞苑で引いてみると「営利を目的として事業を営むこと」と書いてある。新しく始めた全体研修のもっとも大切な狙いは「営業活動」の正しい理解にある。それを納得して行動に移すことにある。では「営業」と「販売」はどう違うのか。似ているようだがまったく違う。そのあたりの理解が得られると仕事の取り組み方が進歩する。

 

定義は間違っていないが、企業活動で「利益」を生み出そうとすれば、商品を買ってもらわなければならない。商品を買ってもらうにはお客の欲しいものを探り当て、適正な価格で販売しなければならない。営業活動の先には必ず「顧客」がある。企業がどのような営業活動をするかを決定するのは「顧客」であることを忘れない。ここで道を外れると失敗する。

 

正しい営業活動を展開することによって「顧客に支持と満足をいただく」、そして「顧客に幸せをもたらす行為」が営業の最終目的になる。「売上」や「利益」はその正しさによってもたらされる。営業は『売る』ことではなく、「顧客が求めているもの」「提供したら喜ぶもの」を『知る』ことにある。それが分かれば、『売れる』仕組みづくりが出来る。

 

営業担当者は「ビジネスマン」、販売担当者は「セールスマン」で分けることができる。全体研修で育てたいのは「ビジネスマン」。ビジネスマンは『売る』のではなく『売れる仕組み』を作る。ここに大きな違いがある。イベントであれば『集める』のではなく『集まる仕組み』を作ることにある。研修はロングランになるが、がんばって欲しい。(次回に続く)

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