平成24年1月20日(No5510)  弁当の尊さ

弁当の尊さ

「竹の子学園」の弁当は手づくりのおにぎりを義務付けている。当初はコンビニ弁当も見られたが、それでは竹の子学園設立の趣旨に反する。以後は口頭ではなく明文化して守ってもらっている。狙いは親が子どものために時間を使い、おにぎりを通して愛を伝えることにある。親子が一緒に食事をすれば足りるというほど単純なことではない。

 

わが社の昼食は手づくりの弁当が主流である。最近は専務の弁当も華やかになっている。ちょっと覗いて冷やかしたところ「自分より忙しい山野さんでも二人分作っている。負けるわけにはいかない」そうだ。それも嬉しい一つの考え方である。江原さんの弁当は味噌汁つきのスペシャルだ。誰かが自分のために時間を使ってくれる。こんな幸せはない。

 

最近の試算によると食材の値下がりが続き、自宅で作るより買った方が安いケースが多い。弁当も一人分か二人分では無駄が多く結局コスト高になる。家計を圧迫するから作らないという家庭もある。それも一つの理屈であるが、費用だけで判断していると、金では変えない大切な心や絆を失いかねない。長い人生で考えると外食やコンビに弁当は割に合わない。

 

わが家では手作りの食事がメインだ。以前は昼食に帰宅していたが、最近は用事が増えてその時間が取れない。結局、夜食にすべてをかけることになる。朝は早いため365日、好きな餅で変わらない。昼は食べないこともあるが手軽なインスタントで済ませる。外食はゼロではないが、妻と何処かへ出かけたときくらい。幸せというものは案外身近にある。

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