平成24年10月11日(No5775)     満天から星の降る如く

満天から星の降る如く

零細企業だから順風満帆を望むべくもないが、企業の規模を問わず消える企業は毎年少なくない。ともかく今は生き残っている。その分、幸せをと言える。スタートのときから今日まで「社員がいなくなったらどうしよう。お客様からの注文がなくなったらどうしよう。金融機関がお金を貸してくれなくなったらどうしよう」。この思いが片時も離れた事はない。

 

どのようにしたら、社員は気持ちよく働いてくれるか、お客様が喜んで注文してくれるか、金融機関は気軽にお金を貸してくれるか、その原点さえ大切にすれば生き残れる。積算作業の苦労を横目で見ながら、世に先駆けて新しいシステムを開発した。業者との折衝に泣いている姿から、当時としては画期的な発注システムが生まれ、粗利益率がアップした。

 

お客様に対しては損得を超えて喜んでいただく社風が生まれた。金融機関には毎月経営状態を報告し、預金を増やし借金の金利を減らさないようにして信頼を得てきた。右肩上がりの時代はまだ良かったが、経営環境は一段と厳しくなっている。少子高齢化社会に移行し、競争はさらに激化してきた。それでも利益を上げ続けなければ、すべてに報いられない。

 

業況を好循環させるには「満天から星の降る如く」注文が溢れ、社員が御用聞きに回らないで済む状況を生むことが一番。今のところ他社が真似のできない「そうじ」「はがき」「新聞」「講座」「竹の子学園」などは、相乗効果を生み始めている。徒歩通勤をしながら空を見上げ、「満天から…」と呪文を唱えている。果たして注文が殺到する秘策が生まれてくるか。

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