平成24年10月21日(No5785)     不況時は「額」より「件数」

不況時は「額」より「件数」

好不況の判断は企業それぞれに受け止め方は違うが、売上も利益も多ければ好況、少なくなれば不況と単純に考えている。ただし日本全体の好況がわが社に喜びをもたらし、不況が災いを及ぼすかというとそうではない。どんなことがあってもわが社は好況でなければならない。他のせいで言い訳をすることは許されない。いつでも仕事が必要なだけ確保する。

 

最近仕事の相談は増えたが、一物件あたりの金額が小さいと社長がこぼしていた。政治の不手際が経済に悪影響を及ぼしているが、このような時勢では「金額」より「件数」が将来を占う。件数が多いのは顧客が多いことの証となる。単発の工事は当てにならない。売上を上げる戦術よりも、顧客を増やす戦略が正しい。少額工事の件数が増えることが望ましい。

 

問題はどうやって増やすかだ。同業のモデルは役に立たない。過去の栄光は捨てる必要がある。他社の及ばないオリジナルな発想が出来れば言うことはないが、そう簡単にベストな戦法は望むべくもない。成功企業の戦略・戦術を盗むのがよいと思う。例えばユニクロ、ニトリ、マック、巷のラーメン店やお好み店の繁盛要因から学ぶ。それをオリジナル化する。

 

オリジナル化に当たっては、他社にない手持ちの武器をフル活用する。一からの積み上げは簡単ではない。思いつきや閃きも悪くはないが、その場合は裏付けと味付けを要する。つまみ食いは失敗のもと。「件数」を追求すると底辺が広くなり、土台がしっかりする。その上に「金額」が乗ってくる。少し辛抱が必要だが、必勝の道筋が見えてくるはずだ。

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