現場巡回リポート

ホッと一息 ~平成24年10月4日(木)~

ホッと一息

10月1日はわが社にとって元日となる。期末は完工に全ての力を注いだせいか、ホッと一息という場面になった。これから新規の着工が始まり普通のペースになる。A邸は新しく着工した現場であるが、基礎の鉄筋が錆びており至る所に亀裂が生じている。その事実に気付かないか、気付いてもそのまま仕事を進めるか、悩む場面である。

 

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床下の見えないところだからお客様には分かりにくい。知らぬ顔をして工事する業者もいる。基礎の鉄筋が錆びて膨張し、その結果、さらに被害面積は増える。ここのところが業者の良心が問われるところ。お客様に事実を説明し、改めて基礎のすべてを補強することになった。もちろん追加の費用は掛かるが、お客様の理解も必要になる。

 

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まず暴露した鉄筋の錆を丹念に落とす。防腐剤を塗る。鉄筋入りのコンクリート基礎を打ち添える。ここまでやると万全になる。相応の費用は掛かるが、安心料として負担いただく。幸いにも理解いただき、工事を進めている。中には「構わないからそのまま進めろ」と言われるお客様もある。そのときどうするか。お客様の言いなりにならない。

 

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良くないことは良くないこととしてキチンと説明して納得いただくことが前提となる。話し合いが決裂しないように細心の注意をしながら進める。業者としての良心が咎めるからと、手を引くのは簡単だがそれは許されない。良心は形にして見せることが大切。そうすることで信用を高めてきた。他の5現場は順調に進められていた。