平成24年11月11日(No5806)     窮すれば通ず

窮すれば通ず

親子農業体験塾「志路・竹の子学園」(以下、竹の子学園)は第9期の卆塾式を終えたばかりだが、いよいよ来年は記念すべき10周年を迎える。鍵山さんは「10年偉大なり」と称賛してくださるが、いくつもの関所を通り抜けなければ到達できない。困難に出会えば新しい道が開けるというが、果たしてそうなるのか。毎年、頭を抱え込んでいる。

 

竹の子学園は小学校の児童を対象としているが、平成15年のスタート以来、毎年6年生が在籍していた。塾生を三つにグループ分けし、6年生をリーダーとして運営してきた。その6年生が5名も同時に卆塾し、リーダーになる塾生の在籍がゼロになった。おまけに5年生までゼロに。構成から考えて数年前から分かっていたことだが、簡単に手当て出来ない。

 

継続と新規入塾を含めて何名になるか予測は難しいが、募集対象が4年生までだからまとめ役は求めるべくもない。加えて農園の管理をしてくれる世話役たちも八十路を越えた。無理を言える年齢ではない。他にも難問は山積しているが、ともかくチームリーダーと世話役の問題を解決しないと前に進めない。「窮すれば通ずる」と暢気に構えてはいられない。

 

かねてから町の熟年者によるサポーター制度を考えていたが、頭を抱え込んでいるいまが実践のチャンスではないか。生涯学習・常任講師の入川実さんに相談を持ちかけた。感触は悪くない。とたんに頭が回転を始めた。次々にアイデアが生まれて来る。まさに窮したお陰ではないか。順調であれば突飛な知恵など生まれるはずもない。まずは格言に感謝!

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