平成24年11月22日(No5817)     年賀状の季節

年賀状の季節

11月も半ばを過ぎると賀詞遠慮の訃報はがきが届く。年を追って増えているが、年齢が書き加えてあると身につまされる。同時に年賀状の季節がやってきたことを教えられる。年賀状の販売枚数は、2004年の44億5900枚をピークに毎年1億枚程度も下がり続けている。今年は37億枚販売の予定というが、果たして需要があるのかどうか心配だ。

 

年賀状は減る枚数の割には、評判は悪くない。①紙の年賀状のほうが人間味がある、②電子年賀は抵抗を感じる、③自分のために時間を割いてくれたと有り難く感じる、などと人間関係の構築に役立っていると思われる。若い人の中には、年配の人には年賀状、若い人にはデジタルと使い分けする人も多い。送って嬉しい、もらって嬉しいには一工夫要りそうだ。

 

年賀状をいつ書くのか。こだわらずさっさと書いて投函すれば、あとは郵便局任せでよい。だが、年賀状が届く元日に生きているという保証はない。年賀状の枚数は現役の頃に比べれば半減しているが、それでも5百枚程度になる。還暦を過ぎた頃から元日に書き始める。宛名は筆ペン。賀状面は「寿」の朱書き、賀詞と一言メッセージの四工程だから時間が必要。


届いた年賀状も手書きは丹念に見させていただくが、オール印刷は味気なく名前の確認だけ。良好な人間関係に役立てるとしたら、それなりに手間と心を込めなければ伝わらない。おおむね一通で5分を要するから、単純計算で2500分になる。ざっと42時間。この時間を日々のルーチンワークにオンするのだから簡単ではない。でもこれまではやってきた。

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