平成24年2月9日(№5530)  分に過ぎる晴れ舞台

分に過ぎる晴れ舞台

2月4日の立春、大阪の岸和田市で「岸城読書会三百回記念」の大会が開かれた。お祝いに参じた道友は全国から320名。会場の「岸和田・浪切ホール」は、全一学を伝える教育者・森信三先を慕う人たちで溢れた。第一部の記念講演会は「出逢いに学ぶ人間学」をテーマに藤尾秀昭・致知出版社長、続いて「凡事徹底」と題して鍵山秀三郎先生が務められた。

 

岸城読書会の代表を25年も勤められているのは敬してやまない寺田一清先生。85歳の高齢ながら、毎年、日本一の富士山の頂上に立つ。寺田先生とは浅からぬ因縁がある。平成8年6月、広島はがき祭りでご縁をいただき、翌9年には鍵山先生のお供で「古希と還暦」のコンビとして13日間のブラジル掃除の旅に出かけた。以来、ご縁を深めている。

 

二百回記念大会のときは胃がんの手術をした年の7月、術後初めての一人旅記念で参加。暑かった。何度も途中で腰掛けて休みながら念願を果たした。百ヶ月ぶりの参加だが受付で驚いた。来賓の一員に加えられていた。係りの女性に案内されて来賓席へ。鍵山さんはじめ著名人がずらり。分に過ぎたもてなしに正直言って戸惑った。すわり心地も落ち着かない。

 

驚きはこれだけではなかった。パーテーでは来賓の一員として祝辞を述べ、あろうことか鏡割りの舞台にまで上がった。鍵山さん、致知の藤尾社長、実践人の家・浅井周英理事長、それに寺田先生のお歴々に囲まれた。何とか役目は果たしたものの冷や汗三斗。光栄ではあったがステージが余りにも高すぎた。この晴れ舞台は全て寺田先生のご配慮の賜物。感謝。

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