平成24年5月12日(No5623)   少子高齢化社会の恐ろしさ

少子高齢化社会の恐ろしさ

後期高齢者の仲間入りをしたことを一つの節目として「顧客行脚」を週一回行なっているが、驚くべき速さで少子高齢化社会へ移行している現実を見て愕然とする。75歳といえばいい加減に老人だが、お目にかかるお客様の半数以上は年長者である。年齢割合に元気な姿にホッとするが、空き家が増えている現実も恐ろしい。5年後、再会できる保証はない。

 

日本の人口は昨年の10月1日現在で約1億2780万人だが、前年比で25万9千人減となり、数年もすれば50万人台になる。福山市規模の都市が毎年一つずつ消えてゆく。特効薬はないが何としても人口を増やす施策が急務となる。次は翠光台の残りを訪問し、続いて中区の長寿園マンションを予定している。さらにショッキングな事実に出会うだろう。

 

奈落の底に一気に落ちるような商圏の縮小にはならないが、確実にお客様は減少する。名簿の上では実感が湧かないだろうが、地域を歩いてみると時代の波が押し寄せてくる実感がある。これからのリフォーム需要を考えてみても、子育て世代には余裕がない。子育てを終えた世代にそれなりにゆとりはあるが、10年もすれば激減するに違いない。

 

商圏を広げることも大切だが、なによりもゆとり世代の占有率を高めることが喫緊の課題になっている。かつてのお客様はそれほど多くは望めない。跡継ぎの世代になると考え方がずれてくる。その現実を充分承知して戦略を立てて実践しないと見通しが立たなくなる。地域内のマンションには比較的若い世代が住んでおり、新しい団地もある。小さな希望…。

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