平成24年7月8日(No5680)   ドタバタ政治劇が第二幕へ

ドタバタ政治劇が第二幕へ

得体の知れない蝙蝠のような輿石東・民主党幹事長が醜いほど右往左往し、マスコミも尻馬に乗って騒いだが、消費税増税騒動は衆院で可決され第一幕は閉じた。政治生命を賭けた野田佳彦首相も、国民第一を唱える小沢一郎・民主党元代表もぶれなかったのはお見事だった。輿石幹事長のパフォーマンスは何の役割も果たせなかった。でも面白かった。

 

当然の帰結として小沢グループは離党届を出したものの受け入れられず、除籍処分を受ける羽目になった。今回のようなドタバタ劇がなければいくらか格好がついたと思うが、「国民の生活第一」どころか、己の保身にのみ汲々とする政治屋の正体をさらした。100人以上いると喧伝された小沢派も親分について行ったのはわずか37名。そんなものか。

 

辞表を預けておいて撤回したり、後から飛び出したり数合わせもままならないほど。まもなく新党誕生となるが、結成大会には何名が参加するか、外野席では興味津々。いずれにしても1年以内に総選挙は施行されるが、もう一度、赤絨毯を踏める先生方はどのくらいいるのか。与党民主党も例外ではない。鳩山さんも、菅さんも足元が揺れている。

 

小沢氏は政治改革が重要なテーマになって25年、立場は変われども常に政治の中心で存在感を発揮してきた。「政権交代可能な民主主義」を唱え、主義主張にぶれることはなかった。ダーティな面が多すぎたために、政治家としてのイメージは最悪だが、今の政治の混沌が新しい日本の夜明け前とすれば、小沢氏の25年を好き嫌いを超えて検証しなければ失礼にあたる。新党が誕生したら「わが小沢論」をお届けしたい。

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