平成24年8月1日(No5704)    お客を失うとき

お客を失うとき

月曜日の篠山行きはまったくのプライベートのバスツアーで篠山市から六甲高山植物園まで足を伸ばした。〇〇社の「納涼夏のミステリー」。迂闊だったが行き先はまったく知らなかった、というよりお土産の種類から考えて岡山付近だと勝手に思い込んでいた。バスに乗って驚いた。添乗員の説明によると昼食は篠山、六甲まで往復745㎞。妻孝行を果たす。

 

牛田の不動院で午前7時半にツアーバスに乗車。昼食会場の篠山市までトイレ休憩2回を入れてひた走り。昼食は夏の味覚10種、握りずし10種、果物5種が食べ放題。時間は1時間たっぷりとあったが、バスを降りて乗るまで。その忙しいこと。食材の良し悪しは別として食事をする雰囲気ではない。広い食堂に昼食前後でバス31台という繁盛振り。

 

高山植物園は涼しかったが時間に追われる。新神戸駅裏の「布引きの滝」もよかったが、景色を楽しむ余裕もない。帰途も二度のトイレ休憩を挟んでただひた走る。テレビもゲームもガイドもゼロ。それでも参加者が多いのはどうしたことか。話し相手もなく中田宏著「改革者の真贋」を読破、原稿のメモ書きに車中の時間を有効に使った。その面では助かった。

 

アンケートに答えた。①食事、0点。②行程、0点。③運転者、添乗員よい。④紹介、しない。レベル10点中0点とした。旅行社は痛くも痒くもないだろうが、客は確実に一人失った。一人くらいと思うか、一人の不満足でも掬い上げるか。旅行社の姿勢が問われる。少数意見は大事にすべきだと思う。そこに大きなビジネスヒントが隠されている。反応が楽しみ。

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