平成24年8月21日(No5724) 肩透かし
肩透かし
「近いうちに国民に信を問う」という三党合意の結果、いつ国会が解散されるのか。もっとも気に掛かる国の動きである。国会解散は総理の専権事項だとは言うものの勝手に出来るものではない。それぞれ政党の思惑と弾みによることは否定できない。門外漢ではあるが今の国会では解散はないと決め込んでスケジュールを立てている。だから解散は困る。
各地の「万縁の会」のスケジュールを立ててすでに動き出している。10月20日の松山を皮切りに、高松、呉、益田、広島、東広島(調整中)、横浜(調整中)など。もし解散にでもなったら後始末が大変だ。その上、大阪維新の会の政党化へ向けた準備も、もう少し時間が掛かる。消費税増税関連の法案を仕上げてゆっくりやってもらいたい。
中田事務所からFAXが入り「中田宏・報道ステーション緊急出演」のニュース。テーマは「大阪維新の会の政党化へ向けた現状」へのインタビュー。いま最も旬な話題だからテレビの前に座った。結局、放送はカット。理由は尖閣諸島へ日本人が10人上陸のニュース。この日海上で慰霊祭が行われ、メンバーの数名が上陸を強行したらしい。逮捕される?
中田宏は8月17日、石垣市で開かれた尖閣慰霊祭に出席した後、国会議員の一行とともに尖閣沖を視察した。民間人とともに150名が21隻の船で洋上慰霊祭にも参加した。橋下新党の進み具合は気掛かりだ。表面化してはいないが中田宏が政界再編の事実上のキーマンだからである。安倍晋三元総理が党首として参加するのかどうか。目が離せない。