日々雑感~デイリーメッセージ~

平成24年9月13日(No5747)     続・外食

続・外食

日曜日に仕事をしていると、妻が昼ご飯を食べに行こうと誘いにきた。昨夜に続いて珍しいことだ。外食拒絶症にとっては盆と正月が一度に訪れたような珍事になった。妻の推奨先はフジグラン高陽店の一角にある和食の店「〇〇屋」。入り口のサンプルを見て和定食に決めた。一人前950円で二人合わせて1998円(税込み)。見た目に比べて価格は安い。

 

ドアを開けて入った。二枚目のドアを開けた。お店の中は薄暗い。人影もなく「いらっしゃい」の声もない。時間にすればわずか数秒だが、待つ身には長く感じられる。やっと出てきたウェイトレスに案内されて奥の座敷に上がる。大部屋で座卓が九つ、先客が二組あった。注文を聞くウェイトレスの目の周りは真っ黒で睫も重そう。食事処は素化粧が似合う。

 

待たされた。先客もイライラしていた。五人家族の料理を五回に運んだ。座卓は向きがまちまち、座布団は乱れている。待ち時間に周囲を見回す。物入れの扉が開いてガラクタがはみ出している。豚シャブのサンプルが尻を向けている。やっと料理が届いた。見た目はきれいだが気分が穏やかではないので美味しくない。レジに誰もいない。しばらく待たされた。

 

他にもあったが商売が寂れる要因をフルに備えている。ウェイトレスのあしらいはよかったが、それだけでは店は持たない。商売がダメになる原因がはっきりと見える。昨日は真似ればいいことを学んだ。今日はしてはならないことを学んだ。連日勉強になった。繁盛店からも閑散店からも得るものは多い。食事に限らず色んな店からこまめに学びたい。面白い。