平成24年9月16日(No5750)     高齢化現象が顕著に

現象が顕著に

三歳も若い友人の認知症が、最近スピードアップしていると奥さんが嘆いていた。症状を聞いて我が身もどうかと考えてみる。残念ながらその傾向にあると実感している。特に衰えたのは人の名前、地名、漢字など。送り仮名もしばしば間違う。そのため辞書が手放せない。日常用字ハンドブック、日常カタカナ語ハンドブック、新聞用語集を頼りにしている。

 

老化現象のせいなのか得意だった講演など、日ごとに億劫になっている。苦にしている訳ではないが、できれば断りたい心境にある。それなのに今月も来月も、地域の老人クラブで講演をする羽目になった。何処かに自己顕示欲の残滓があるのか、依頼されれば簡単に引き受けてしまう。失敗でもすれば懲りるだろうが、幸運にも大過なくこなしている。

 

衰えるところ数知れずだが、その半面、強くなる部分も出てくるから不思議。特に自覚しているのは計算能力、簡単な掛け算や割り算なら話をしながらこなせる。ただし、繰り返すことが必須条件となる。読む、書く、話す、計算するを習慣にすれば難しくない。「読み書き算盤」の世界だ。もう一つは分析能力と洞察力。これは私心が薄れたことと関係している。

 

人生の後半に入って童心帰りを始めたのか。確かに仏教で教えられる三毒(瞋恚、憤怒、貪欲)は薄くなりつつあるような気がする。ほんとうはもっとあくが強い方が人間らしいと思うのだが…。いずれにしてもわが思いを、多くの人に聞いていただけるチャンスがあるのは有り難い。テーマは地域の活性化が中心だが、自慢話にならないよう心したい。

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