平成24年9月2日(No5736)    敬老会へのご招待

敬老会へのご招待

地域の民生委員さんから「敬老会」の招待状が届いた。75歳になったのだから当たり前のことである。ところがありがたくお受けしたものの気持ちの上では大きな違和感があった。特に若ぶっている訳ではない。後期高齢者であることを秘密にしたいとも思ってはいない。明るみに出たとしても何の不都合もない。しかし「敬老会」は別世界の感じがする。

 

特にここ3~4年は一日18時間、365日フルに動いている。誰かから強制されている訳ではない。並でない習慣がついてしまって時間が空けば自分で勝手に用事を作っている。それが苦になるほどでもないし、健康を害することもない。愚痴をこぼすこともない。周囲もあきれ果てたのか何も言わない。年齢に対しての感覚がなくなっている。だからピンと来ない。

 

時々年齢を聞かれるが、そのときは「いくつに見えますか」と問い返すことにしている。少しはお上手もあるのか、大抵年齢を低めに言ってもらえる。やはり嬉しい。72歳になったとき地域の女子大学の講義のとき年齢を聞かれた。「年男です」と答えた。女子大生たちは困った顔をして隣同士で顔を見合わせていた。離れているから顔の皺ははっきり見えない。

 

姿勢はいい方だ。声もよく響く。年男とは72歳と60歳が該当する。自惚れてはいないが、72歳には見えないと思う。さりとて60歳には無理がある。判断に迷ったのではないか。人間は見栄っ張りだ。いくつになっても若く見られたい。そのために生活習慣を整えるのは苦にならない。敬老会には思いっきり心にお洒落をして参加し、同じ一年生を圧倒したい。

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