平成24年9月24日(No5758)     朋あり遠方より来る

朋あり遠方より来る

40年来の友が来社してくれた。一回り年下だが不思議と「ウマ」が合って続いている。商売は宣伝屋サン。準大手の広告会社に勤めていたが、福岡で独立した。当初は順調だったが不景気の波をもろに被って倒産し、広島に帰って再就職した。社長は以前の勤め先の上司である。1年も続かず、最近退職した。社長とも長い付き合い。損得を秤に掛ける人だった。

 

リフォーム業に参入したとき、認知度アップ、売上アップを狙ってマス媒体を使った。大半は彼の世話になった。もともと好きな虫がいたせいもあるが、テレビ出演、CM製作、PR誌(紙)作りのノウハウは、大半が彼から与えられた。お金も使わされた。メディアにもてはやされることは、麻薬を打たれ続けるようなものである。自己顕示欲に際限はない。

 

広報活動のポイントについ質問を受けた。彼はプロだから聞くまでもないだろうが、貪欲だから何処からで学ぶ姿勢を持ち合わせている。釈迦に説法だとは思ったが、強く請われて持論を述べた。「過去に使った手法は二度と使わない。たとえそれが成功体験であったとしても…」。「新しい手法は未来から引いてくる。その為には情報収集と分析整理を怠らない」。

 

「もう一つは顧客に見てもらえるかどうか。そのために全精力を注ぐ。どんなに美しいDMを作っても、開封されなければ、あるいは目に触れなければ、三文の値打ちもない。借り物は人の心を打たない。失敗してもオリジナルには価値がある」。彼がどのように受け止めたか。自分の考えを言葉にすると老化著しい頭が整理でき、新しいヒントも生まれる。

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