平成25年1月20日(No5876)   まるで分党活動

まるで分党活動

7月の参院選に備えて民主党は、維新、みんなに自民党過半数阻止のために連携を 呼びかけている。しかし、公務員改革は現下の大命題であり両党は、労組依存から脱却できない民主党との協力にはソッポを向いている。それなのに民主党は労 組への依存を鮮明にした動きを強めている。自民党の過半数阻止など夢のまた夢、自ら墓穴を掘り孤立を深めている。

 

労組頼みの政党では喫緊の公務員改革など出来ないと、先の衆院選で熱いお灸を国民にすえられたのに性懲りもない。海江田代表、細野幹事長、輿石参院会長は、連日、労組の賀詞交換会に出席し、各組合のトップのご機嫌を取り結んでいる。固い票を持っている労組を重視するのは当然だと執行部は強弁しているが、党内の強い批判には配慮のかけらもない。

 

それでも新聞のニュースで報じられるうちはまだよい。よくも悪くも民主党を支えてきた野田、岡田、前原、玄葉などの旧幹部が、話題に上らないのはどうしたことだろうか。労組依存の強い現執行部が、まるで分党活動しているようだ。労組以外の支持者も少なからずいるだろうに、こうした活動を続けていると国民からは見放される。消えても仕方がない。

 

畏敬する鍵山秀三郎さんから、最近はよく便りが届く。こんな一節があった。「民主党が退陣してまだ一ヶ月も経たないのに、そんな政権があったのかと思うほど影が薄くなりました。それは何一つ世の中のためにならなかった人が、亡くなるとすぐに人から忘れられるのと似ています」。遠い昔のようだが、政権交代してまだ一ヶ月なのだ。やがて忘れ去られる。

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